- 化石販売の化石セブン
- 恐竜化石に関するコラム
- 生物について
- 巨大恐竜「竜脚形類」が現代に現れたら?
巨大恐竜「竜脚形類」が現代に現れたら?
ティラノサウルスと並んで、アパトサウルス、カマラサウルス、ブラキオサウルスなどの竜脚形類恐竜は、恐竜の代名詞のような存在です。
竜脚形類は、恐竜のなかで最も体が大きいグループです。
化石が発見された当初は、あまりの大きさに、水棲生物として描かれていたほどですが、現在では、陸上生物であったと考えられています。
種によって大きさは異なります。比較的小型とされるカマラサウルスでさえ成体になると、およそ全長20m、体重は20㌧まで成長したと考えられています。
現世最大の陸上生物のアフリカゾウの最大級の成体ですら、体長6.5m、体重10㌧ですから、カマラサウルスがいかに巨大であったか、お分かりいただけることでしょう。
もし、カマラサウルスが現世に現れたら・・・。
このコラムでは、「もし、カマラサウルスが現世に現れたら・・・。」というコンセプトで、現代の生物や建築物と比較してみましょう。
アフリカゾウとの比較
現世最大の陸上生物「アフリカゾウ」との比較。CG制作 Hiroshi Fujita ジュラ株式会社
現世最大の陸上生物ゾウでさえ、カマラサウルスの前では、小型動物に見えます。
人間との比較
身長170cmのホモ・サピエンス(人間)との比較。CG制作 Hiroshi Fujita ジュラ株式会社
一瞬、人間がどこにいるのか分からないほど。比較対象としてはあまりに小さすぎたか・・・。
大型車との比較
車(大型RV車)との比較。CG制作 Hiroshi Fujita ジュラ株式会社
そこで、大型RV車と比較してみました。下手すると踏み潰されてしまいそうです。
現世でもっとも背が高い陸上生物のキリンとの比較
現世で最も背が高い陸上生物キリンとの比較。CG制作 Hiroshi Fujita ジュラ株式会社
現世で最も背の高い陸上生物であるキリンと後ろ脚で立ち上がったカマラサウルスを比較してみました。ジュラ紀の背の高い樹木の葉を独り占めできたのも頷けます。4階建てのビルと同等以上の高さまで頭が届きそうです。