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化石のブランド産地 バッドランド(bad land)とは?
化石の有名な産地 バッドランズ(bad lands)とは?
米国を代表する化石産地のひとつ。新生代の化石が豊富に出土します。周辺地域ではティラノサウルスやトリケラトプス、エドモントサウルスなど、スター級恐竜の化石が発見されています。
バッドランズの西にはワイオミング州、東にサウスダコタ州と、代表的な恐竜産地があります。
周辺地域では、あのティラノサウルスやトリケラトプスが見つかっています。
Bad Lands(バッドランズ)の名前の由来とは?
化石の産地として知られる前、先住民であるインディアンのスー族は、この土地を”bad spirit lands”と呼んでいました。
なぜ、インディアンのスー族は「汚れた魂の土地」とネガティブな命名をしたのでしょうか。
スー族は、荒涼とした大地に、巨大な骨が点在しているを見て、いったいそれが何の骨か分からないでいました。最後には、「きっと、古代に巨大な人間がいて、その死骸だろう」と考えるようになりました。
それで、「古代の人間の死骸がさらされている土地」ということで、「汚れた魂の土地」と名付けたのです。自分たちの祖先と考えることで、畏敬の念もあったのかもしれません。
また、バッドランズには、動植物がほとんど存在しません。「この世の終わり」のように見える大地をbad landsと名づけても決して不思議ではありません。