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太い!コレクショングレード!白亜紀の海中の覇者、モササウルス(Mosasaurus)の極太の歯化石/【ot3857】
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こちらはモロッコ南東部のケムケム層で採集されたモササウルスの太い歯の化石です。周囲約8センチと非常に太く、保存状態もとても良好なコレクショングレードの標本です。モロッコの化石産地については、コラム「モロッコ4大化石産地をご紹介:時を超えた自然の遺産」をぜひご覧ください。
ケムケム層からは白亜紀後期の生物の化石が見つかります。モササウルスは当時、食物連鎖の頂点に君臨していた生物で、目に入るもの何でも捕食したとされる獰猛な海棲爬虫類でした。現世の海の頂点捕食者はシャチやホホジロザメといった哺乳類ないし魚類ですが、白亜紀の海の王者は爬虫類でした。
表面のエナメル質の保存状態は抜群で、美しい光沢が見られます。
手のひらに載せると、その分厚さが一層際立ちます。
根本周りを計測して79ミリもあります。モササウルスは顎を大きく開閉でき、獲物を丸呑みすることができたという説があります。現世には子孫は存在しませんが、ヘビに近い生物だった言われています。詳しくはコラム「恐竜はどこから来たか?(恐竜進化の起源)」を御覧ください。
写真の下辺を計測で49ミリほどあります。
100円玉との比較。白亜紀の海中の覇者、モササウルスの極太の歯化石です。
商品スペック
商品ID | ot3857 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 太い!コレクショングレード!白亜紀の海中の覇者、モササウルス(Mosasaurus)の極太の歯化石 |
産地 | Kem Kem basin, Morocco |
サイズ | 本体カーブ計測4.9cm 周長7.9cm |
商品解説 | 太い!コレクショングレード!白亜紀の海中の覇者、モササウルス(Mosasaurus)の極太の歯化石 |
モササウルスとは?
なんでも食っていたモササウルス
モササウルス (Mosasaurus )は、白亜紀後期に生息していた肉食の海棲爬虫類。現在のオオトカゲ類に近い仲間だと考えられている。力強い尾と4本の櫂のような肢を持っていました。顎は蛇のように可動し、魚、亀、軟体動物、及び貝類を食料としていたと思われています。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
顔面はワニそっくり
トカゲといっても、足はヒレであるので地上に上がることはなかった。顔はワニそっくり。体長は最大で12~3mであり、その後の時代を生きたメガロドンとほぼ同様のサイズである。今のオオトカゲやワニなどとは比べ物にならないほど大きい。12~3mと言うと大型バスよりもずっと大きい。
モササウルスの名前の由来
白亜紀後期、初めて発見されたオランダのモウサ川にちなんでいます。
パリの国立博物館 画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスが活躍した白亜紀後期とは
恐竜の時代である”中生代”は、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の3つに分類されるが、その中で、最も新しい時代である。恐竜が最も反映をしていた時代でもある。
モササウルスが覇を唱えていた時代は白亜紀後期であり、恐竜が絶滅する寸前まで世界中の海で大暴れしていました。
1780年オランダ マーストリヒトで発見されたモササウルスが人々を驚かせている様子。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスの化石・歯
比較的多く歯の化石が出回っているが、偽造品(母岩に歯を埋め込んだものが多い)も出回っているため注意が必要です。また、出土・保存状態によって品質はさまざまです。表面がエナメル質を保ち、かつルート(根元)が太いモササウルスの歯化石は意外に数が少なく価値が高いと言われています。