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数字ではなく手の平で感じてほしい!! 重い!太い!ギザギザ!3拍子揃ったティラノサウルス巨大歯/【di452】
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ブっといレックス、ついに出ます!ロングカーブ10.5cmです。
でも、そんなことはドーでもいいのです!ロングカーブ10cmオーバ。確かに巨大です。滅多に出るサイズではありません。しかし・・・
その数字に拘ることによって、この歯の真の魅力が伝わらなくなることを恐れます。
このようにセレーションも見事、エナメル質も非常に良好です。しかし、この歯の本当の魅力は太さ、とくに手にとったときの重さ、手の平を押してくる、サイズ感。これは「ロングカーブなにがし」の世界ではありません。
ほとんど正円に近いほど、丸いルート部分。
歯のエナメル部分の下の組織が実に厚い。
ティラノサウルス・レックスの巨大歯の一番の魅力は、このド太いルートだと私は思います。
ご覧のとおり中央部分に完全な接着痕があります。確かに仕入れるかどうか迷う点ではあります。化石セブンはティラノサウルスにこだわっています。相当にこだわっています。最終的に皆さんにご紹介できるかどうか、その基準は、他の歯にはない要素、つまりティラノサウルス・レックスにしかない要素、それは太さ。持った時の手に余るサイズ感です。ロングカーブが13cmでも、8cmでもいいのです。手に持った時に、「ああ、レックスの歯だ・・・」と思えるものですね。もちろんレックスにも位置によっては、細くて薄い歯があります。むしろ、そういった歯が90%でしょう。だからこそ、こういった太い歯に出会ったときに、よりレックスを感じられます。
なんといっても本標本は太い!そして重いんです。これぞ恐竜界のトップを張る歯!といった感じ。
ここからは数枚はセレーションの繊細な構造をじっくりご覧ください。
これほど緻密に肉切りナイフが並んでいたのかと思うと、6600万年前の生物の発達ぶりに感服してしまいます。
よく切れそうな歯ですね~。
この立体感あふれる丸みにもご注目いただきたいです。
黒檀(こくたん)のような、最高にシックな色です。
トップチップ部分。両方のカーブにセレーションがしっかり残っています。
これを忘れずに撮らないと!と思ってしまい、思わずメジャーを取り出してしまいました。太いんです。これだけの厚みが、歯1本分ですよ。
最大8トンに達したといわれるティラノサウルスの噛む力。8トン噛もうと思ったらこれだけの厚みが必要なんですね~。
このワイルドさがたまりません。ティラノサウルスがコレクター憧れの逸品になるというのは納得です。
10cmを超えるのに、長さよりも太さが目に付きますね。それほど太い歯です。
あなたにとってティラノサウルス・レックスの歯とは何か・・・。じっくり考えてみるのも一興ではないでしょうか。
商品スペック
商品ID | di452 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 数字ではなく手の平で感じてほしい!! 重い!太い!ギザギザ!3拍子揃ったティラノサウルス巨大歯 |
産地 | アメリカ・ヘルクリーク累層 |
サイズ | 10.5cm(ロングカーブ) |
商品解説 | レア中のレア、10cmオーバーの極太のティラノサウルス・レックスの歯が登場。 2011年も、何本ものティラノサウルスの歯が化石セブンの通り過ぎて行きました。 なぜかって? やはりレックスといえば巨大歯。レックスという特別なそ存在を、特別たらしめるのは、やはりその太さです。 ロングカーブで10cmを超える歯は、別種でも見られます。しかし、同じ10cmでもレックスの10cmは違います。 とくに、上顎の犬歯の位置にある歯は実に太い(レックスといえば位置によっては成体でも、細い歯があります)。 おそらく、この歯はポイントトゥースと呼ばれる犬歯位置にあったものでしょう。 それほど太く、そして重い。 この重さというのが重要です。硬化が進み、比重が増しているのもありますが、それ以上に、単純に体積が大きく、重いのです。 手に持った時の迫力というのは、この体積に比例します。 なかなか説明が難しいのですが、このボリューム感というのは、手の平に握った時の感触でなければ理解しにくいものがあります。 10cmオーバと数字から判断してももちろん巨大なのですが、手の平に包まれたとき、この歯が伝えてくる迫力は圧巻です。 あぁぁ、言葉の陳腐さを嘆きたくなります。 重い!太い!ギザギザ!3拍子揃ったティラノサウルス巨大歯の登場です。 中央で接着痕の痕がありますが、それを差し引いても、この歯の迫力は、ティラノサウルスにこだわりをもつ化石セブンとして、ぜひみなさんにご紹介したいと思うほどの標本です。 |
この商品を購入されたお客様のお声
先ほどT-REXの歯、無事、手元に届きました。デカイです。有名なスタンのレプリカと比べても遜色ないです。10センチ級のREXを購入するときは、黒系のぶっといやつと思っていたのでその意味でも満足しています。ほかの歯とくらべると全然違いますね。Kaseki7さんは、応対も早く、梱包も丁寧でとてもいいと思います。また購入する際は、よろしくお願いします。
東京都/男性
ティラノサウルスとは?
白亜紀の暴君、最強の恐竜、ティラノサウルスの知られざる秘密
1990年に発見された通称スーが最大の化石骨格で体長13m、推定体重は6tです。これはアフリカ象の中でもスーパーヘビー級の固体と同等かそれ以上の体重です。
異様に大きく、巨大な頭部骨格
最強の恐竜といわれるティラノサウルスは、体から比べても相当に頭部骨格が大きいことが分かっています。太くて長い歯、頑丈で大きなアゴを使い、獲物の肉を食いちぎり、噛み砕くように進化したのでしょう。これは他の獣脚類であるスピノサウルス、アロサウルス、アルバートサウルス、ディロング、タルボサウルス等と比べても、言えることです。
異様に小さい前肢
体はがっちりと巨大で、それにふさわしい後肢とかぎ爪を持っていましたが、それに比べて前肢は極端に小さいことで有名です。前肢は基本的に仮に使用していなかったのかもしれません。前肢の用途についてはさまざまな説があります。面白い説としては起き上がるときに補助的に使用した、というものがあります。
巨体を支える合理的な肢先の構造
1m近く巨大な足の甲から爪にかけての構造は非常に合理的に出来ており、6tにも及ぶ現生の巨像をはるかに超える体重をしっかりと受け止めることができました。研究者によれば、この肢の甲に構造には体重を支える特別な構造をしていたことが分かっています。
巨大な後肢は、他の獣脚類の中でも最も比率が大きいことが分かっています。巨大な頭と巨大な肢で特徴付けられるのがティラノサウルスであるといえます。
ティラノサウルスの眼
ティラノサウルスの眼は現生の肉食動物のライオンやトラと同様、前方を見据える形についていました。これはティラノサウルスは外敵が少ないハンターであったことをあらわしています。草食動物のように常に周りからの攻撃に配慮する必要がある動物の眼は左右が離れて付いています。
ティラノサウルスの嗅覚
ティラノサウルスの嗅覚は非常に発達していたと考えられています。わずかな血のにおいも見逃さなないハンターの鼻です。
画像「tyrannosaurus」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
シカゴのフィールド博物館
ティラノサウルスの歯
ティラノサウルスの歯は非常に太く長いのが特徴です。他の獣脚類に比べてもその特徴は明確で、切り裂くというよりは噛み砕くのに適していました。歯根(歯額の中に埋まっている部分)も非常に長かったという事実がよりこの特性を裏付けています。歯茎より上、つまり見えている部分が7-8cmにも関わらず、歯茎に埋まっている部分が22-23cmという化石が実際に発見されています。
ティラノサウルスには羽毛があった?
一部の研究者によれば、ティラノサウルスは羽毛で覆われていた、という説があります。寒暖の激しい期間を乗り切るために、体を温めるために羽を持っていたというのです。また、他の説では子供のころに羽毛があったとしても、大人になれば体温が高くなることが考えられ、完全になくなっていたのではないか、というものがあります。そもそも、この羽毛論の発端は、同じ獣脚類であるコエロフィシスやディロングの羽毛の痕跡付き化石が発見されたことにあります。コエロフィシスやディロング(ファイナルファンタジーのチョコボにそっくり)はかなり小さい恐竜であることから体温を失いやすく、羽毛をまとっていたのかもしれません。そうであれば少なくともティラノサウルスの子供には羽毛が存在した可能性はあります。
ティラノサウルスの寿命は何歳?
前述の巨大化石、「ス-」を調べると、年齢は28歳であることが分かりました(骨の状態で判断が可能)。また、化石を詳しく調べると、かなり痛んだ骨であることが分かり、寿命が近いのではないかと考えられました。従いまして、ティラノサウルスの寿命は30歳前後だと推測されています。ティラノサウルスは20歳くらいまで成長し、その後、徐々に老化していきました。5歳以下の若いティラノサウルスは必ずしも最強とは言えなかったようです。
ティラノサウルスは脚が速い?遅い?
ティラノサウルスはどのくらいの速度で走ることが出来たのでしょうか。一部の研究者は時速60kmで走ることができたと主張しましたが、現在では、骨や体のバランスなどから時速30kmにも満たない速度だったと考えられています。この点からトリケラトプス。エドモントサウルスのような比較的鈍足の草食恐竜を身を潜めて待ち伏せして狩をしたのではないかと考えられます(実際にトリケラトプスの化石からティラノサウルスの噛み跡が発見されています)。またワニなども狩りの対象になったと考えられています。
ティラノサウルスの狩りは単独行動?それとも集団行動?
ティラノサウルスと同じ北米の大型獣脚類のアルバートサウルスが大人と子供の化石が同箇所で発見されたことから、獣脚類といえど、集団で狩りをしていたことが明らかになりました。このことから、ティラノサウルスもその可能性があるのではないか、と考えられています。
死肉もあさった?
ティラノサウルスの嗅覚は非常に敏感であることから、死体のにおいをかぎつけることは容易であったと考えられます。その為、死肉をあさることも決して珍しくなかったでしょう。
ティラノサウルスの起源はアジアにある
恐竜コレクターの永遠のアイドル、ティラノサウルスにも同じタイプの仲間が世界各地に沢山いました。ここで簡単に紹介しましょう。
我々日本人にとってうれしい?事実
ティラノサウルス類は実はアジアから生まれました。ティラノサウルスの仲間は中生代の白亜紀になってアジアに現れました。この頃のティラノサウルスの祖先は非常に小さく、体長3mにも満たないものでした。彼らが当時、アジアとつながっていた北米へと渡り白亜紀後期にあの超巨大獣脚類のティラノサウルスが現れることになったのは意外と知られていません。さて、そのアジアで生まれた祖先をご紹介します。
シャンシャノサウルス 体長 3m 白亜紀後期 中国
さてなぜシャンシャノサウルスはティラノサウルスの仲間と判明したのでしょうか。それは、ティラノサウルス類に共通の特徴が存在したからです。
ティラノサウルス類共通の特徴
頭部骨格の眼の後ろの部分がBの字をしている左右の鼻の骨が結合し、強固になっている
この特徴を持った恐竜が世界各地で見つかり、ティラノサウルスの仲間であると考えられています。当時世界はアフリカを除いて陸続きであったことから、アジアから北米に大きく移動していきました。移動するたびに体を大きく、白亜紀後期それも隕石衝突の直前に最も巨大化します。それが皆さんがよく知るティラノサウルス・レックスなのです。
モンゴルアリオラムス 体長 5m
タルボサウルス 体長 9m
アレクトロサウルス 体長 5m
北米 アウブリソドン体長 3m
ダスプレトサウルス 体長10m
アルバートサウルス 10m
ゴルゴサウルス 9m
実は日本にもティラノサウルスの仲間がいたといわれています。つまり、前述の特徴をもった恐竜の化石が発見されました。石川県白山市でただ1本の歯が発見されています。
ティラノサウルスとスピノサウルス、いったいどっちが強いのか?
ティラノサウルス科最強の証、D型歯の秘密
ティラノサウルスの頭部はどれくらい大きかったの?
人間の男性と比較!あなたは大きいと感じますか?それとも・・・。