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これぞコレクショングレード!これ以上望めないほど美しい、極めて状態の良いカルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)の歯化石/【di1623】
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こちらは北アフリカはモロッコの白亜紀の地層より発見された、恐竜、カルカロドントサウルスの非常に美しい歯化石です。深いブラウンを呈するエナメル質の保存状態は抜群で、大変美しい形をしたコレクショングレードの歯化石です。
また左右の稜線には、いずれも鋭いセレーション(ギザギザの部分)が備わっており、持ち主が強大なハンターであったことを伺わせます。カルカロドントサウルスは史上最大級の獣脚類恐竜の一つとされ、成長すると10メートルを超えたとされています。北米のレックス、南米のギガノトサウルスなどと並ぶ、恐竜史上最大の肉食恐竜の一つです。
同時代同地域には、スピノサウルスというこれまた最大級の獣脚類恐竜が生息していましたが、彼らは生息地域や縄張りを異にしており、鉢合わせることは少なかったとされています。
こちらの歯化石はご覧のように、滅多に出会えない素晴らしい保存状態を維持しています。カルカロドントサウルスの歯化石は残念ながらさほど状態の良い物が多くありません。その中で、こちらの標本はまさに白眉といった存在です。
しかも、非常に美しいカーブを描いた、芸術品のような歯化石であり、所有感を満足させてくれることでしょう。
両面ともに抜群の保存状態です。まさにヘビーコレクターのために厳選された一級品です。
ナチュラルな歯化石ゆえに、エナメル質には自然なシワや模様がそのまま刻まれており、ぜひルーペでじっくりご覧いただきたいと思います。恐竜の歯化石のエナメル質をご覧になるのは、およそ4,5倍程度の倍率を持つルーペがあれば十分です。詳しくはコラム「化石を観察するときの、ルーペの選び方」を御覧ください。
断面をご覧いただきましょう。ご覧のように扁平な形をしています。カルカロドントサウルスの歯化石はステーキナイフに例えられることからも分かるように、扁平で稜線が尖っています。獲物の肉を「切る」ために進化したと考えられています。スピノサウルスの歯化石とは対象的な形をしていると言えます。詳しくはコラム「恐竜の歯化石から、何を食べていたか分かる!?」を御覧ください。
写真の下辺にそって59ミリ。
100円玉との比較。これ以上望めないほど美しい、極めて状態の良いカルカロドントサウルスの歯化石です。
商品スペック
商品ID | di1623 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | これぞコレクショングレード!これ以上望めないほど美しい、極めて状態の良いカルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)の歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測5.9cm |
商品解説 | これぞコレクショングレード!これ以上望めないほど美しい、極めて状態の良いカルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)の歯化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
今回で2回目の購入でした。発送スピードも早く、梱包も丁寧にしていただきありがとうございました。やはり画像でみるより実際に手にとると迫力がありますね。また状態の良さにとても感動しました。いつも素晴らしい物をありがとうございます。次回の購入の際もよろしくお願いいたします。
福岡県/男性
カルカロドントサウルスとは?
ティラノの地位をおびやかす最強説
カルカロドントサウルスは古生物学者ポール・セレノにより、1996年に発見されました。カルカロドントサウルスが発見されるまでは、最強の恐竜は、T-rexで決まりでしたが、カルカロドントサウルスの発見によって、その地位が揺るぎ始めました。
事実、発見された頭部から推測されるには、カルカロドントサウルスはT-rexよりも大きく、全長15m近くまで成長し、体重は7tにも及びました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
この驚くべきサイズにより、カルカロドントサウルスはアフリカのティラノサウルスの意味で、アフリカンT-rexの別名があります。仮に、カルカロドントサウルスのほうがT-rexより先に発見されていれば、T-rexこそが、アメリカンカルカロドントとでも呼ばれていたのでしょうか。
科学者らの研究によれば、少なくとも時速30kmで走り、アフリカの大地の覇権を完全に手中に収めていたと考えられています。
名前の由来
まさにこの鋭い歯が現生のホオジロザメ(カルカロドン)に酷似していたことから、ホオジロザメのようなトカゲという意味で付けられました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
歯の特徴
カルカロドントサウルスの歯は特徴的で、断面が平面状かつ、薄めであり、逆に幅が非常に広いため、骨を砕いて捕食すると言うよりは、骨から肉をそぎとっていたとされる。日本刀の切れ味ごとく肉を切り落とし、優雅にハントしていたのかもしれません。
前肢(まえあし)
T-rexは巨大な脚に対して、ひ弱な前肢が有名ですが、カルカロドントサウルスの前肢は、それとは異なり、かなり頑丈であったとされる。前肢を使って、相手の動きを止め、鋭い歯で噛み付き、出血死させていたことでしょう。くわばらくわばら。