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末永く宝物として大切にしていただける方に贈る。驚嘆のフォルムを持つティラノサウルス・レックスの極上歯化石。特注ケース付き。/【di1020】
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素晴らしい形・・・。この歯化石を形容する上で、最も強調したいのは形です。ロングカーブ計測76mmを誇る、ティラノサウルス・レックスの歯化石をご紹介しましょう。
御覧ください。官能的なアウターカーブです。この美観については、言葉で説明するより、ご覧いただいたほうが早いでしょう。これほどよい形をした歯化石はそうそうあるものではありません。
リペアーのないナチュラルなエナメル質は、複雑で美しいパターンを自然のまま残しています。申し上げるまでもなく、抜群の保存状態です。
御覧ください。ため息が出るほど美しい全体形状。何度繰り返してもクドくならないと思いますので、もう一度申し上げます。これほど素晴らしい形をしている歯化石は大変希少です。ティラノサウルス・レックスらしい分厚い根本と官能的なカーブの融合です。
ティラノサウルス・レックスらしい分厚い根本。
厚みがあるのに、まったく鈍重に感じない流麗なフォルム。そして、素晴らしいエナメル質。
このフォルムをあらゆる角度でご覧いただきましょう。
どこから見ても、一分の隙もありません。
それでいて根本は非常に太いです。
荒々しい分厚いルート。
そして、残りにくいはずのアウターカーブのセレーションがはっきりと確認できます。
しかも、相当鋭利なセレーションが保存されています。
接近して見るとなお分かる、極上のエナメルパターン。
先端に残る研ぎ痕は、噛み合わせの際に摩耗で生成されたという説があります。実に生々しい痕跡です。ティラノサウルス・レックスの大きな歯化石にまれに見られる特徴の一つです。
ため息が出るほどの保存状態です。この歯化石は素晴らしい点が多数あるにも関わらず、欠点がないのです。普通はどこか傷んでいて当然なのですが、そういった箇所がありません。
するどい先端。
根本に近い部分も実に美しい。
この歯化石ばかり見ていると、この標本がいかに大きいか気づきませんが。ロングカーブ3cm程度の歯化石と比較すると、一目瞭然です。
この歯化石の迫力が伝わるでしょうか。
極上のフォルム、分厚く迫力のあるルート、なめらかで美しいエナメルパターン、するどい先端、きめ細かいセレーション(かけやすいアウターのセレーションの残存)、先端の生々しい摩耗痕など、この歯化石の良い点を上げれば、枚挙に暇がありません。さらに驚くのが欠点がないこと。後世に残していくべき標本とはこのことでしょう。
商品スペック
商品ID | di1020 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 末永く宝物として大切にしていただける方に贈る。驚嘆のフォルムを持つティラノサウルス・レックスの極上歯化石。特注ケース付き。 |
産地 | Lance formation, Wyoming, U.S.A. |
サイズ | ロングカーブ計測7.6cm 周長8cm |
商品解説 | 末永く宝物として大切にしていただける方に贈る。驚嘆のフォルムを持つティラノサウルス・レックスの極上歯化石。特注ケース付き。 |
この商品を購入されたお客様のお声
これぞ究極の2刀流。前上顎骨歯と,ポイントトゥース。何を言っても言葉が上滑りしそうなので,多言を差し控えます。理屈抜きでどうしても欲しくなる,魔性の恐竜です。今まで一所懸命頑張ってきた,自分へのご褒美です。家宝として大切に保存致します。
北海道/男性
ティラノサウルスとは?
白亜紀の暴君、最強の恐竜、ティラノサウルスの知られざる秘密
1990年に発見された通称スーが最大の化石骨格で体長13m、推定体重は6tです。これはアフリカ象の中でもスーパーヘビー級の固体と同等かそれ以上の体重です。
異様に大きく、巨大な頭部骨格
最強の恐竜といわれるティラノサウルスは、体から比べても相当に頭部骨格が大きいことが分かっています。太くて長い歯、頑丈で大きなアゴを使い、獲物の肉を食いちぎり、噛み砕くように進化したのでしょう。これは他の獣脚類であるスピノサウルス、アロサウルス、アルバートサウルス、ディロング、タルボサウルス等と比べても、言えることです。
異様に小さい前肢
体はがっちりと巨大で、それにふさわしい後肢とかぎ爪を持っていましたが、それに比べて前肢は極端に小さいことで有名です。前肢は基本的に仮に使用していなかったのかもしれません。前肢の用途についてはさまざまな説があります。面白い説としては起き上がるときに補助的に使用した、というものがあります。
巨体を支える合理的な肢先の構造
1m近く巨大な足の甲から爪にかけての構造は非常に合理的に出来ており、6tにも及ぶ現生の巨像をはるかに超える体重をしっかりと受け止めることができました。研究者によれば、この肢の甲に構造には体重を支える特別な構造をしていたことが分かっています。
巨大な後肢は、他の獣脚類の中でも最も比率が大きいことが分かっています。巨大な頭と巨大な肢で特徴付けられるのがティラノサウルスであるといえます。
ティラノサウルスの眼
ティラノサウルスの眼は現生の肉食動物のライオンやトラと同様、前方を見据える形についていました。これはティラノサウルスは外敵が少ないハンターであったことをあらわしています。草食動物のように常に周りからの攻撃に配慮する必要がある動物の眼は左右が離れて付いています。
ティラノサウルスの嗅覚
ティラノサウルスの嗅覚は非常に発達していたと考えられています。わずかな血のにおいも見逃さなないハンターの鼻です。
画像「tyrannosaurus」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
シカゴのフィールド博物館
ティラノサウルスの歯
ティラノサウルスの歯は非常に太く長いのが特徴です。他の獣脚類に比べてもその特徴は明確で、切り裂くというよりは噛み砕くのに適していました。歯根(歯額の中に埋まっている部分)も非常に長かったという事実がよりこの特性を裏付けています。歯茎より上、つまり見えている部分が7-8cmにも関わらず、歯茎に埋まっている部分が22-23cmという化石が実際に発見されています。
ティラノサウルスには羽毛があった?
一部の研究者によれば、ティラノサウルスは羽毛で覆われていた、という説があります。寒暖の激しい期間を乗り切るために、体を温めるために羽を持っていたというのです。また、他の説では子供のころに羽毛があったとしても、大人になれば体温が高くなることが考えられ、完全になくなっていたのではないか、というものがあります。そもそも、この羽毛論の発端は、同じ獣脚類であるコエロフィシスやディロングの羽毛の痕跡付き化石が発見されたことにあります。コエロフィシスやディロング(ファイナルファンタジーのチョコボにそっくり)はかなり小さい恐竜であることから体温を失いやすく、羽毛をまとっていたのかもしれません。そうであれば少なくともティラノサウルスの子供には羽毛が存在した可能性はあります。
ティラノサウルスの寿命は何歳?
前述の巨大化石、「ス-」を調べると、年齢は28歳であることが分かりました(骨の状態で判断が可能)。また、化石を詳しく調べると、かなり痛んだ骨であることが分かり、寿命が近いのではないかと考えられました。従いまして、ティラノサウルスの寿命は30歳前後だと推測されています。ティラノサウルスは20歳くらいまで成長し、その後、徐々に老化していきました。5歳以下の若いティラノサウルスは必ずしも最強とは言えなかったようです。
ティラノサウルスは脚が速い?遅い?
ティラノサウルスはどのくらいの速度で走ることが出来たのでしょうか。一部の研究者は時速60kmで走ることができたと主張しましたが、現在では、骨や体のバランスなどから時速30kmにも満たない速度だったと考えられています。この点からトリケラトプス。エドモントサウルスのような比較的鈍足の草食恐竜を身を潜めて待ち伏せして狩をしたのではないかと考えられます(実際にトリケラトプスの化石からティラノサウルスの噛み跡が発見されています)。またワニなども狩りの対象になったと考えられています。
ティラノサウルスの狩りは単独行動?それとも集団行動?
ティラノサウルスと同じ北米の大型獣脚類のアルバートサウルスが大人と子供の化石が同箇所で発見されたことから、獣脚類といえど、集団で狩りをしていたことが明らかになりました。このことから、ティラノサウルスもその可能性があるのではないか、と考えられています。
死肉もあさった?
ティラノサウルスの嗅覚は非常に敏感であることから、死体のにおいをかぎつけることは容易であったと考えられます。その為、死肉をあさることも決して珍しくなかったでしょう。
ティラノサウルスの起源はアジアにある
恐竜コレクターの永遠のアイドル、ティラノサウルスにも同じタイプの仲間が世界各地に沢山いました。ここで簡単に紹介しましょう。
我々日本人にとってうれしい?事実
ティラノサウルス類は実はアジアから生まれました。ティラノサウルスの仲間は中生代の白亜紀になってアジアに現れました。この頃のティラノサウルスの祖先は非常に小さく、体長3mにも満たないものでした。彼らが当時、アジアとつながっていた北米へと渡り白亜紀後期にあの超巨大獣脚類のティラノサウルスが現れることになったのは意外と知られていません。さて、そのアジアで生まれた祖先をご紹介します。
シャンシャノサウルス 体長 3m 白亜紀後期 中国
さてなぜシャンシャノサウルスはティラノサウルスの仲間と判明したのでしょうか。それは、ティラノサウルス類に共通の特徴が存在したからです。
ティラノサウルス類共通の特徴
頭部骨格の眼の後ろの部分がBの字をしている左右の鼻の骨が結合し、強固になっている
この特徴を持った恐竜が世界各地で見つかり、ティラノサウルスの仲間であると考えられています。当時世界はアフリカを除いて陸続きであったことから、アジアから北米に大きく移動していきました。移動するたびに体を大きく、白亜紀後期それも隕石衝突の直前に最も巨大化します。それが皆さんがよく知るティラノサウルス・レックスなのです。
モンゴルアリオラムス 体長 5m
タルボサウルス 体長 9m
アレクトロサウルス 体長 5m
北米 アウブリソドン体長 3m
ダスプレトサウルス 体長10m
アルバートサウルス 10m
ゴルゴサウルス 9m
実は日本にもティラノサウルスの仲間がいたといわれています。つまり、前述の特徴をもった恐竜の化石が発見されました。石川県白山市でただ1本の歯が発見されています。
ティラノサウルスとスピノサウルス、いったいどっちが強いのか?
ティラノサウルス科最強の証、D型歯の秘密
ティラノサウルスの頭部はどれくらい大きかったの?
人間の男性と比較!あなたは大きいと感じますか?それとも・・・。