- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- アンモナイトの仲間の化石販売
- 極めて上質!黄鉄鉱に置換されたアンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedtoceras)の化石
極めて上質!黄鉄鉱に置換されたアンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedtoceras)の化石/【an2145】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
こちらは黄鉄鉱化したアンモナイト、クエンステッドセラスです。
殻全体が完全に黄鉄鉱に置換されています。黄鉄鉱とは鉄と硫黄がほぼ半分ずつの化合物で、金属的な味わいを持つ鉱物です。金色に近い独特の光沢があります。こちらのアンモナイトの殻がもともと黄鉄鉱でできていたのではなく、遺骸となったのち長い堆積期間のなかで、徐々に本来の成分であるアラゴナイトと入れ替わったと考えられています。このような現象を「置換」、あるいは「パーミネラリゼーション」と言います。詳しくはコラム「化石の色はどのように決まるのか。メガロドン歯化石から探る。」を御覧ください。
この神秘的な渦巻き模様。古代の人々もこの不思議な魅力の虜でした。詳しくはコラム「アンモナイトと人々の関わり」をご一読下さい。
非常に上質の化石で、殻全体が保存されています。厳選標本。
手のひらに載せて撮影。
いかがでしょう、この素晴らしき保存状態。
側面から撮影。クエンステッドセラスは縁部がやや尖った、円盤型のアンモナイトです。
直径最大部21ミリ。
100円玉とほぼ同じ大きさです。
商品スペック
商品ID | an2145 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 極めて上質!黄鉄鉱に置換されたアンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedtoceras)の化石 |
産地 | Saratov, Russia |
サイズ | 直径2.1cm |
商品解説 | 極めて上質!黄鉄鉱に置換されたアンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedtoceras)の化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
お世話になります。探していた黄鉄鉱アンモナイト購入させて頂きましたが、、流石信頼の化石セブンさんの商品に間違い無いですね!アンモナイトの完璧なフォルムに黄鉄鉱の美しい金古美!愚者の金と言われるだけありますね?今回も大満足の品物ですどうもありがとうございました
千葉県/女性
アンモライトとは?
アンモナイトの中で、特に虹色に光り輝く化石を「アンモライト」と言います。1981年にCIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)によって正式に宝石に認定されました。
世界で唯一、カナダだけ
アンモライトは、カナダのアルバータ州でしか産出されません。この採掘場だけ、圧力・温度・周りの岩石の成分が最高のバランスを保ちアンモナイトを1億年かけて虹色に輝かせました。
薄い・もろい・少ない、だから価値がある!
アンモライトの殻は数mm程度でもろく、無損傷の感全体は数十万~数百万円で取引されています。価値はもちろんサイズと遊色度合いに依存します。原石のカケラや、カケラを加工した装飾品が一般に市場に出ています。
地球がつくった最高傑作
アンモライトは見る角度を変えると様々な色に光ります。これを遊色と言います。1億年の歳月を感じながら手にとって眺めていると時間の経つのも忘れてしまいます。
アンモライトをつくった大自然、アルバータ州の国立公園
アルバータ地方でのアモンライトの採掘現場。
画像「ammolite」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
さらに詳しいアンモライトのこと
白亜紀後期のカンパニアン紀、北アメリカ大陸のベアパウ層とよばれる地層で保存された、光輝くアンモナイトのことを「アンモライト」と呼びます。
どこで採れる?
アンモナイトが数千万年の時を経て宝石化したものを、人々は特別に「アンモライト」と名付けたのは、そう昔のことではありません。古代の世界中の海にアンモナイトは存在すれど、アンモライトと呼べる石は、北米のBeapaw層だけで見つかっているごくかぎられたアンモナイト化石です。ベアパウ(Beapaw)層は、カナダ西部のアルバータ州とアルバータ州の東側に位置するサスカチュワン州を経て、さらに南に下ったアメリカのモンタナ州に至る地層です。この地層だけに、宝石の輝きをもつアンモライトが眠っています。
なぜアンモライトはできた?
ロッキー山脈が走る北米大陸の内陸部にあたるベアパウ層からなぜ、海中生物であるアンモナイト(のちにアンモライト)が発見されるのでしょうか?それは、白亜紀当時、北米大陸には内陸に内海が存在したからです。西部内陸海道(WesternInteriorSeaway)と名付けられた内海は、白亜紀中期から後期、海進により、ロッキー山脈を境界にして大陸を東と西に二分する巨大な海でした。東をアパラチア(Appalachia)大陸、西をララミディア(Laramidia)大陸とよんでいます。その後、隆起によって海岸線が後退して、海の中にあった地面が陸上にあらわれてきます。いわゆる海退が起こると、アンモナイトは粘土質のベントナイトという層に堆積して埋もれることになったわけです。
アンモライトは粘土に覆われてできた
現在では、軟膏や化粧品、猫の砂にも用いられるベントナイトとよばれる粘土ですが、この粘土質に覆われたのが良かったのです。アンモライトにとっては、殻の表面のアラレ石(アラゴナイト)を変質されることなく保存でき、方解石に変わることなく、鉄やマグネシウムといった鉱物に置換することができたのです。