シンメトリー抜群、左右の複眼の保存状態良好!見事な状態を維持したアステロピゲ(Asteropyge)の化石 三葉虫 販売

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シンメトリー抜群、左右の複眼の保存状態良好!見事な状態を維持したアステロピゲ(Asteropyge)の化石/【tr1296】

シンメトリー抜群、左右の複眼の保存状態良好!見事な状態を維持したアステロピゲ(Asteropyge)の化石/古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)【tr1296】

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シンメトリー抜群、左右の複眼の保存状態良好!見事な状態を維持したアステロピゲ(Asteropyge)の化石(その1)

こちらは、古生代デボン紀に生息していた三葉虫、アステロピゲの非常に状態の良い標本です。後方から眼に向けて撮影したこの一枚では、特徴的な大きな複眼とそれを構成するレンズの見事な保存状態をご確認いただけます。

シンメトリー抜群、左右の複眼の保存状態良好!見事な状態を維持したアステロピゲ(Asteropyge)の化石(その2)

アステロピゲは体節や尾板からフリルのような棘が生えているのが特徴の一つです。こちらの標本はモロッコのTaouzで発見された個体です。Taouzはハイアトラス山脈南東部に位置し、デボン紀の三葉虫が豊富に産出されるアルニフに近い場所です。この地域では、非常に質の高い標本が多数発見されています。アルニフの位置はコラム「モロッコ4大化石産地をご紹介:時を超えた自然の遺産」でご確認ください。

シンメトリー抜群、左右の複眼の保存状態良好!見事な状態を維持したアステロピゲ(Asteropyge)の化石(その3)

そして、この標本のクライマックスともいえる、素晴らしい複眼の保存状態です。多くのレンズがほぼ完全に保存されており、その詳細が鮮明に確認できます。

シンメトリー抜群、左右の複眼の保存状態良好!見事な状態を維持したアステロピゲ(Asteropyge)の化石(その4)

反対側の複眼も負けず劣らず、素晴らしい保存状態を維持しています。それにしても、アステロピゲは大きな眼をしています。

シンメトリー抜群、左右の複眼の保存状態良好!見事な状態を維持したアステロピゲ(Asteropyge)の化石(その5)

複眼をアップで撮影。視野は250度くらいありそうです。

シンメトリー抜群、左右の複眼の保存状態良好!見事な状態を維持したアステロピゲ(Asteropyge)の化石(その6)

非常に素直なポーズです。

シンメトリー抜群、左右の複眼の保存状態良好!見事な状態を維持したアステロピゲ(Asteropyge)の化石(その7)

左右対称の大変美しい個体です。

シンメトリー抜群、左右の複眼の保存状態良好!見事な状態を維持したアステロピゲ(Asteropyge)の化石(その8)

歴代の標本の中でも、とりわけ美しい個体です。

シンメトリー抜群、左右の複眼の保存状態良好!見事な状態を維持したアステロピゲ(Asteropyge)の化石(その9)

こちらは側面から撮影した写真です。眼が体に占める割合の大きさや、上方向に発達している様子が一目でわかります。捕食者や環境をより広範囲に捉えるために必要な適応だったと考えられます。

シンメトリー抜群、左右の複眼の保存状態良好!見事な状態を維持したアステロピゲ(Asteropyge)の化石(その10)

本体カーブ計測57ミリほどあります。

シンメトリー抜群、左右の複眼の保存状態良好!見事な状態を維持したアステロピゲ(Asteropyge)の化石(その11)

100円玉との比較。古生代デボン紀の三葉虫、アステロピゲの極めて上質な保存状態を示す個体です。

商品スペック

商品ID tr1296
年代 古生代デボン紀(4億1000万 -- 3億6700万年前)
学名 シンメトリー抜群、左右の複眼の保存状態良好!見事な状態を維持したアステロピゲ(Asteropyge)の化石
産地 Taouz, Morocco
サイズ 本体カーブ計測5.7cm 母岩含め全体6.6cm×5.5cm×厚3.3cm
商品解説 シンメトリー抜群、左右の複眼の保存状態良好!見事な状態を維持したアステロピゲ(Asteropyge)の化石

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

三葉虫とは?

世界の三葉虫カタログ

三葉虫の種類・分類はコチラ

名前の由来(ゆらい)

三枚の葉の石

たんてきに言うと?

世界中の海に住む節足動物

どうして三葉虫は三葉虫っていうの?

三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。

どうやって身を守る?

三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。

何と種類は1万種!

三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!

三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)

三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!

食性

ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。

生態

敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。

種類と産地

1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。

方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。

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