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スーパーレア!トップクラスの希少性!モロッコ産三葉虫、フォウロニア(Foulonia)とアサフスとクアドラプル(4体)のマルチプレート化石。ジ・オールドコレクション/【tr1107】
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こちらは、モロッコ・ザゴラはフェズアタ累層から採集されたフォウロニアとアサフス目に属する三葉虫とマルチプレート化石です。少なくとも4体の完全体が保存されている、めったに見られない逸品です。
手のひらと比較すると分かるように、非常に大きなプレートで、母岩含め23センチ以上あります。このクラスの標本となると市場ではあまり取引されません。コレクターの間を渡り歩いていきます。こちらの標本も2001年に国内に入って、それ以来国内のコレクターに大切に保存されてきたオールドコレクションです。21年ぶりにマーケットに登場しました。
こちらはフォウロニア(Foulonia)です。モロッコ産の三葉虫のなかでも、トップクラスに希少な三葉虫の一つで、滅多に市場には現れません。一見すると北米のセラウルスに似ているな、と感じた向きも多いのではないでしょうか。その直感、見事です。実はフォウロニア属は1985年に正式に記載されましたが、それまではセラウルス属として認識されていました。よく似ているものの、北米のセラウルスとは頭鞍部やフリルの形状、組み合わさり方など細かい点では微妙に異なっています。
豪華なことに極めて希少なフォウロニアが三体も同居するなか、それより少し下層にアサフスの仲間が居ます。
こちらをご覧ください。アサフスのほうが下層にいるのがお分かりでしょうか。基本的に層序が下のほうが古い地層になります。つまりアサフスのほうがより古い時代に生きていたと推察されます。といっても同じオルドビス紀の地層ですし、その違いはわずかだと思われます。化石の年代を知る手がかりについてはコラム「化石の年代を知る方法」をご一読ください。
そもそもモロッコ産のアサフス自体、数が少なくとても希少なのですが、更に希少といえるフォウロニアと同居しているのですから、興味が尽きません。
斜め45度から見ると、ますますセラウルスに見えてきますね。ちなみに、北米のセラウルスはこちらです。https://www.kaseki7.com/items_fossil/tr/691.html
全体的なフォルムは北米のセラウルスと酷似していますが、体節の細かさ、フリルの厚さ、頭鞍部の形状、頬棘の長さ、形状など部位ごとに比較していくと、大きな違いがあります。現在のモロッコはオルドビス紀には、ゴンドワナ大陸の一部でした。一方で北米はバルチカ大陸やロレンシア大陸の一部で、大きく離れています。もとは同じグループから派生し、地域ごとに独自の進化を遂げたと思われます。
こちらは裏面です。薄めの母岩ですが、丁寧に扱えば強度に問題はありません。
側面からご覧いただきましょう。各々、立体的にクリーニングされています。
各々、保存状態は良好で、全形がよく保存されています。
全体をご覧いただきましょう。上から掘り進めていったことがよく分かりますね。
100円玉との比較。モロッコ産の三葉虫のなかで、トップレベルに希少と言って良い標本です。オルドビス紀の標本はもともと少ないのですが、その中でもとりわけ希少なフォウロニアとアサフスが複数同居したマルチプレート化石です。しかも全形がよく保存されています。
商品スペック
商品ID | tr1107 |
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年代 | 古生代オルドビス紀(5億500万 -- 4億4600万年前) |
学名 | スーパーレア!トップクラスの希少性!モロッコ産三葉虫、フォウロニア(Foulonia)とアサフスとクアドラプル(4体)のマルチプレート化石。ジ・オールドコレクション |
産地 | Fezouata Formation, Zagora, Morocco |
サイズ | 本体直線距離(大きい順から)8.3cm 7.1cm 5.5cm 5.3cm 母岩含め全体23.5cm×21cm×厚1.9cm |
商品解説 |
三葉虫とは?
世界の三葉虫カタログ
名前の由来(ゆらい)
三枚の葉の石
たんてきに言うと?
世界中の海に住む節足動物
どうして三葉虫は三葉虫っていうの?
三葉虫の名前の由来は、体が3つの部分に分かれていることから付けられました。背中側から見てみると、真ん中、右側、左側というふうに、3つのパーツに分かれているのです。英名のTrilobite(トリロバイト)は、『tri(三つの)+lob(葉,房)+ite(石)』という意味で、一つの言葉にすると、『三つの葉の石』となります。
どうやって身を守る?
三葉虫は敵から身を守るために体を丸めて防御していました。ちょうど現生のダンゴムシのような格好です。他には、砂から眼だけを出して様子を伺ったり、毒を出すものもいました。魚類が出現してからは、全身に鋭いトゲをもつものまで現れました。
何と種類は1万種!
三葉虫は、古生代の前半に繁栄して、古生代の終わりに絶滅しました。約3億年に渡って栄えたのです。ですから次々と形を変えていて、進化した三葉虫の種類は1万種にも及ぶといわれています。その種類の多さから日本でも大変人気の高い化石の種類の一つです。アンモナイトでにぎわう古代の海の中、覗いてみたくなりますね!
三葉虫は示準化石(しじゅんかせき)
三葉虫は、世界中の海で繁栄していて、種類も多いことから、代表的な化石として「示準化石」とされています。示準化石とは、その化石を調べれば、その地層の時代がおのずと分かるというような化石のことです。示準化石の他の例として、中生代のアンモナイトや石炭紀~ペルム紀のフズリナ、新生代代四紀のマンモスなどがあります。どれも名が知れた人気の化石ですね!
食性
ほとんど泥食性だが、捕食性や腐肉食性もいた。
生態
敵から逃れるため丸まって防御体制をとったり、砂の中から目だけ出して様子を伺ったり、毒を出して防御した種もいたと考えられる。魚類などが台頭し始めると身を守るため、全身にするどいトゲをもつ種も現われた。
種類と産地
1500属以上約1万種(0.5~70cm)があり、多くはモロッコ・ロシア・アメリカ産。日本でも産出。
眼
方解石で出来たレンズ状の複眼は様々な生息環境に応じて形状を変えてきた。カタツムリの様な長く伸びた眼、大きくなり過ぎた眼、一つ眼、無眼。