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- 100%ナチュラルであることが確認されている、こだわりのメガロドン(Carcharocles megalodon)の歯化石。サイズ、状態に加えて、他には見られない美しい色にご注目ください。
100%ナチュラルであることが確認されている、こだわりのメガロドン(Carcharocles megalodon)の歯化石。サイズ、状態に加えて、他には見られない美しい色にご注目ください。/【sh296】
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こちらは米国東部、ノースカロライナ州のウィルミントンの水域で発見された、メガロドンの100%ナチュラルの歯化石です。採集者のこだわりで、自然の水と酸のみでクリーニングが行われています。

反対側の面です。エナメル質が一部剥がれていますが、こちらもあえて補修がなされていません。ハンターのこだわりで、あくまでナチュラルを貫き通しています。

ナチュラルでありながら、大部分のエナメル質が保存されている点にご注目ください。しかも、独特な美しい色を呈します。ウィルミントン産のメガロドンは他地域にはないユニークな色を呈しますが、こちらの標本は同地域の中でも特に素晴らしい色合いを持っています。単純な色で表現しにくい絶妙な味わいを持っています。一般的にはリン酸が含まれて黒色化しやすいですが、ウィルミントン産はそこまで黒くなく、かつ陶器のようななめらかな質感があります。また、酸化鉄も含まれており、やや赤みを帯びている点も、この標本をより魅力的にしています。

メガロドンは、全時代を通じて史上最大級の体躯を持つ海洋生物の一つです。数百万年前に絶滅しましたが、現在ではその巨大な歯の化石のみが残されています。軟骨魚類であるサメの体の骨は通常は化石化しません。歯のサイズを現生のホオジロザメと比較するなどして、メガロドンの全長を推定していますが、最低でも10メートル、最大では20メートルを超えたという説もあります。この歯の主が実際にどれほどの体躯を持っていたのか、詳細についてははっきりしていません。しかし、その存在はまさにロマンの塊ですね。

この素晴らしい色合い、ぜひご自身の目でお確かめください。また稜線にはナチュラルなセレーションが保存されています。

ご覧の通り、左右対称の良形標本です。

素晴らしいセレーション(ギザギザの部分)。メガロドンは当時の食物連鎖の頂点に君臨していた圧倒的な存在でした。古代のクジラなどを狩っていたと考えられています。

この色合いは、言葉では言い表せません。メガロドンの歯はもともと白っぽい色をしていたはずですが、堆積環境によって色が変わります。詳しくはコラム「化石の色はどのように決まるのか。メガロドン歯化石から探る。」を御覧ください。

反対サイドにもセレーションは保存されています。

メガロドンの巨大な歯根も見どころの一つです。こんな巨大な歯を持つ圧倒的な存在であるメガロドンは、どのような絶滅を迎えたのか、今でも諸説あります。詳しくはコラム「メガロドンはいかにして絶滅したか?」をご覧ください。

長い方の辺にそって計測すると、137ミリもあります。これは、現代のホホジロサメの歯のサイズを大きく凌駕しています。その堂々たる姿は、まるで古代の海の深遠さを代弁しているかのようです。

100円玉との比較。100%ナチュラルであることが確認されている、こだわりのメガロドンの歯化石です。サイズ、状態に加えて、他には見られない美しい色にご注目ください。ぜひ、補修を加えず、この状態のままお楽しみいただければと思っています。
商品スペック
商品ID | sh296 |
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年代 | 新生代第三紀(6600万--260万年前) |
学名 | 100%ナチュラルであることが確認されている、こだわりのメガロドン(Carcharocles megalodon)の歯化石。サイズ、状態に加えて、他には見られない美しい色にご注目ください。 |
産地 | North Carolina,U.S.A. |
サイズ | 長いほうの辺に沿って13.7cm 厚2.5cm |
商品解説 | 100%ナチュラルであることが確認されている、こだわりのメガロドン(Carcharocles megalodon)の歯化石。サイズ、状態に加えて、他には見られない美しい色にご注目ください。 |
この商品を購入されたお客様のお声
何と言っても、手つかずのオールナチュラルのままとは嬉しいものです。川床から見つけてきて、まだ洗ったばかりような存在感があります。 欠損や傷があることは、マイナスにとらえられることも多いでしょう。確かに美的に良くないし、その部分の情報が欠落しているなどです。補修することに否定的というわけではありません。その繊細な技術に感嘆させられることもしばしばです。でも、その欠損や傷があるおかげで、擦過や切断などをしなくても、エナメル質の厚みを計測したり、エナメル質の下がどのようになっているかをじっくり観察することができます。また、自然環境の中で歯化石のどの部分がどのように最も摩耗しやすいのかなども知ることができます。そういうことをプラスの価値にできるのも、このハンターがあえて補修などの手を加えずに提供するというこだわりの哲学のおかげです。シンパシーを感じます。
神奈川県/男性
メガロドンとは?
古代の海を支配した巨大捕食者、メガロドン
名前は「大きなノコギリ歯」を意味します。当時の海洋で圧倒的な存在感を誇った巨大な捕食者でした。骨格は軟骨で構成されていたため化石化しにくいものの、歯は非常に丈夫で、多くの化石が発見されています。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
メガロドンの大きさ
現在の捕食性の大型海洋生物が最大で約6メートルに達するのに対し、メガロドンはその3倍以上のサイズです。推定値ではあるものの、成長すると全長18メートル、体重30トンに達したという説があります。この大きさは現代の大型鯨類と並ぶ規模でした。
メガロドンと他の生物との比較
以下の比較図をご覧ください。現代の海洋生物と比べても、メガロドンの巨大さが際立っています。人間が近くにいたとしても、メガロドンにとっては関心を引く対象ではなかったでしょう。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
メガロドンの生息時代
メガロドンは約600万年前の新生代第三紀中新世を最後に絶滅しました。当時の類人猿アウストラロピテクスが誕生したのは約400万年前であり、メガロドンと人類の祖先が接触することはなかったと思われます。
再生可能な歯の仕組み
メガロドンを含む軟骨魚類の歯は「多生歯性」と呼ばれ、生涯にわたって何度も生え変わります。この仕組みにより、折れてもすぐに新しい歯が生えてきます。歯の形状には主咬頭に加えて副咬頭があり、噛み付いた獲物を逃がさない構造になっています。一部の化石にはこの副咬頭が残されているものもあります。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org