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希少色、ライトブラウンを呈する、珍しいインドネシア産のメガロドン(Carcharocles megalodon)の巨大歯化石/【sh256】
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こちらは珍しいインドネシア産のメガロドンの歯化石です。メガロドンは新生代の一時期、世界中の海で食物連鎖の頂点に君臨していた巨大ザメです。
米国産の標本とは一味異なる非常にユニークな色をしています。
なめらかで美しい光沢が備わった歯冠の稜線には細かいセレーションが残されています。
裏面も美しい保存状態を示しています。
パーミネラルゼーションが十分に進行しており、陶磁器のような味わいを楽しめます。化石の色についてはコラム「化石の色はどのように決まるのか。メガロドン歯化石から探る。」を御覧ください。エナメル質はとくにパーミネラルゼーションの影響を受けやすい部位です。
セレーションをアップで撮影。ぜひルーペで御覧ください。
長い方の辺にそって14センチを超える長い歯化石ですが、厚みも十分。丸みを帯びています。
粒ぞろいのセレーション。
両サイドともに保存されています。
この歯化石の最も素晴らしい箇所の一つ。
おにぎり形の巨大歯です。くびれが少なく数値以上に幅が広く感じるでしょう。
根本から歯根を撮影。歯根は一部修繕が認めらます。
写真の下側の辺にそって14センチを超える巨大な歯化石です。
100円玉との比較。ライトブラウンを呈する珍しいメガロドンの巨大な歯化石です。インドネシア産。
商品スペック
商品ID | sh256 |
---|---|
年代 | 新生代第三紀(6600万--260万年前) |
学名 | 希少色、ライトブラウンを呈する、珍しいインドネシア産のメガロドン(Carcharocles megalodon)の巨大歯化石 |
産地 | Indonesia |
サイズ | 長いほうの辺に沿って14.3cm 厚2.8cm |
商品解説 | 希少色、ライトブラウンを呈する、珍しいインドネシア産のメガロドン(Carcharocles megalodon)の巨大歯化石 |
メガロドンとは?
ジョーズも真っ青、古代のサメはさらに3倍!!
名前の由来は大きなノコギリ歯の意味。当時の海を支配していた最凶の殺戮マシーン。サメの骨は軟骨であるため化石にはなりにくいのですが、歯はしっかり残ります。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
ニューヨーク自然史博物館
サメは古代から存在する、生きた化石です。現在では、映画「ジョーズ」で出演?したホオジロザメが有名で、最大6mにも成長します。
しかし、メガロドンの大きさはそんなものではありません。これまで発見された中で最も大きなサイズは、なんと全長18m・体重30tのサイズがあったと言われています。これは現在のジンベーザメやマッコウクジラと同じくらいの大きさです。
もはや、サメではありません。巨大怪獣です!
以下の比較図をご覧下さい。ジョーズであれだけ恐怖だったホオジロザメがかわいく見えます。人間なんて、何の腹の足しにもならないでしょう。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
メガロドン、ホオジロザメ、ヒト
残念ながら??我々人類の祖先と共存した時代はありませんが、こんな猛獣がいたら、おちおち海釣りもできませんね。メガロドンは新生代第三紀中新世(600万年前)を最後に絶滅。類人猿アウストラロピテクスは400万年前に誕生。
何度でも生え変わるハンター仕様の歯
サメの歯は多生歯性で、生きている間に何度も生え変わります(人間は一度だけ)。折れても復活するまさにハンター専用のスペシャル仕様になっています(デンタルバッテリーと言います)。
しかも、歯の形が大きな主咬頭に加え、いわゆる返しのための副咬頭が付いており、一度噛み付いたものをしっかりとホールドする、恐ろしい仕組みになっています。化石になっても、副咬頭が確認できるタイプがあります。
画像 「メガロドン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
2頭のクジラの仔を襲うメガロドン(想像図)