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教科書的な首長竜プレシオサウルスの歯化石。特徴的なカーブをご覧ください。/【ot946】
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首長竜プレシオサウルスの歯化石です。プレシオサウルスと言えば、首長竜を代表する海生爬虫類です。その歯は反り返るようにカーブをしています。どのような生え方をしていたか、コラム「これがエラスモサウルスの本物化石の乱喰い歯だ!!」を御覧ください。コラムではエラスモサウルスを扱っていますが、プレシオサウルスの歯も同じ生え方をしていました。
エナメル質のパターンが見えます。ナチュラルです。
白っぽくなっている部分が歯根です。歯根についてはコラム「歯根と歯冠とは? 恐竜の歯を学ぼう」を御覧ください。
歯の根本は、ほぼ真円です。動きの早い魚類を的確に捕まえるために、突き刺すことに適した形に進化したと考えられます。根本はそれをしっかりと支持する構造になっています。生物の歯と捕食の関係についてはコラム「恐竜の歯化石から、何を食べていたか分かる!?」で触れていますので、御覧ください。
典型的なプレシオサウルスの歯化石です。良形。
ミドルセクションから、ぐいっと急激に曲がっています。
このような歯が多数並んでいました。一度喰い付かれたら、振りほどくのは困難だったことでしょう。この曲がりが”返し”の役割を果たしているのでしょう。
エナメル質の保存状態は大変良好です。歯の伸びる方向に沿って、パターンが形成されているのがよく分かりますね。肉眼でもはっきりと見ることができます。
ロングカーブ計測で、5.4cm。首長竜プレシオサウルスの立派な歯化石です。海生爬虫類ファンなら、必須のコレクションアイテムです。
商品スペック
商品ID | ot946 |
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年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 教科書的な首長竜プレシオサウルスの歯化石。特徴的なカーブをご覧ください。 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測5.4cm |
商品解説 | 教科書的な首長竜プレシオサウルスの歯化石。特徴的なカーブをご覧ください。 |
プレシオサウルスとは?
「ネッシー」の祖先と言われたプレシオサウルス?
プレシオサウルスは三畳紀後期~ジュラ紀前期(約2億1000万~1億8000万年前)に棲息していた首長竜の仲間です。首長竜としては最も初期の生物の一つです。
画像「プレシオサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
ネッシーの影響か否か、首長竜を恐竜の一種と考えられがちですが、実際には海生は虫類の仲間です。
また、同じ水性は虫類のエラスモサウルスなどと違い、比較的小型で最大で体長5m前後であったと考えられています。エラスモサウルスは10mをゆうに超える巨体の持ち主でした。
画像「プレシオサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
泳ぎは得意ではなかった
またエラスモサウルスほど首が長くなく、首長竜の想像図で見られる、首を縦横無尽にくねらせて魚を捕食することはもしかすると得意ではなかったかもしれません。潜水が得意ではなったという説があることから、浅海で魚やイカなどを獲物にしたと考えられています。
画像「プレシオサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
胴体から伸びる巨大な鰭(ひれ)を駆使しても、それほど高速で泳ぐことはできなかったという説もあります。待ち伏せをして首を突き出して捕食をしていたのでしょうか。
現生のプレシオサウルス生き残り説はネッシー以外もたくさんあり、有名なところでは、アメリカのチャンプオーストラリアのホークスベリー・リバー・モンスター、中国のツィリなどがあります。
画像「プレシオサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org