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ビッグ!古代に馳せるロマン!絶滅古代樹、レピドデンドロン(Lepidodendron)とカラミテス(Calamites)の極めて上質な表皮の化石/【ot4099】
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こちらは米国ミズーリ州の石炭紀の地層から見つかった古代樹、レピドデンドロン(上)とカラミテス(下)の化石です。レピドデンドロンは主に石炭紀に繁栄した高さ30メートルにもなる巨木です。カラミテスはトクサ類の仲間で、デボン紀末からペルム紀にかけて繁栄し、こちらは樹高10メートル以上になる大きな木でした。いずれも胞子で繁殖します。
この標本は非常に大きく、16センチもあります。大迫力!

レピドデンドロンの特徴はなんといっても、この独特の樹皮の模様です。鱗のような模様が規則正しく並び、一見すると爬虫類の皮膚のようにも見えますが、これは樹木の表皮なのです。こちらの標本は模様が実に美しく保存されており、まさに典型的なレピドデンドロンです。

レピドデンドロンの面から少し掘り下げたところに現れるのがカラミテスです。カラミテスの表皮にはご覧のように独特の細い線があり、中は竹のように中空になっていたと考えられています。レピドデンドロンといっしょに湿地帯を形成していたと考えられています。レピドデンドロンとカラミテスは自生していた時期が重なっていますが、こうして同時に見られるのはさすがに珍しく、コレクション価値が高いです。
両者ともに絶滅し、現生には直接的な子孫はいませんが、うっそうとした湿地帯に自生している姿が思い浮かびますね。現生の樹木で近い存在としては、レピドデンドロンはヒカゲノカズラ、カラミテスはトクサと考えられています。

写真の右側がレピドデンドロン、左側がカラミテスです。2種を解説したコラム「産業革命の原動力となったのは石炭紀に大発展したあの植物」も合わせてご覧下さい。

裏面です。米国ミズーリ州からは古生代中期の標本が発見されています。

側面から見ると、複層になっていることが分かりますね。層と層との間が一体何万年経過しているのか、興味深いところです。

左右は約163ミリほどあります。

100円玉との比較です。古代樹の表皮の化石として大変人気のあるレピドデンドロンとカラミテスが同時に見られる希少品です。
商品スペック
商品ID | ot4099 |
---|---|
年代 | 古生代石炭紀(3億6700万 -- 2億8900万年前) |
学名 | ビッグ!古代に馳せるロマン!絶滅古代樹、レピドデンドロン(Lepidodendron)とカラミテス(Calamites)の極めて上質な表皮の化石 |
産地 | Missouri,U.S.A. |
サイズ | 16.3cm×11.5cm×最厚部3.3cm |
商品解説 | ビッグ!古代に馳せるロマン!絶滅古代樹、レピドデンドロン(Lepidodendron)とカラミテス(Calamites)の、極めて上質な表皮の化石 |
レピドデンドロンとは?
レピドデンドロン(Lepidodendron)とは?
主に北アメリカ・ヨーロッパで古生代石炭紀(約3億6700万~2億8900万年前)に大発展したシダ植物(ヒカゲノカズラ類)。大きいものでは40メートル以上に成長しました。
CG制作:ジュラ株式会社
樹皮が魚の鱗(うろこ)に似ていたため、「鱗(うろこ)の木」という名前が付きました。
レピドデンドロンは、我々が恩恵をうけている石炭のもととなった植物です。別名を鱗木(りんぼく)と言い、「鱗」は訓読みで「うろこ」と読みます。
何故そんなに巨大に成長したのか?
レピドデンドロンは何と高さが40mにもなる巨大な木だったと考えられています。この木が栄えた頃の地球は、年間を通してあまり気候の変化はなく、一年中熱帯気候であったといわれています。そうすると、森林もたくさん増え、大気の中の酸素濃度も上がりました。現在は21%といわれる酸素濃度が、当時は35%もあったそうです。植物や動物が大きくなる環境が整ったのが、石炭紀でした。
これらの環境が整って、高さ40mにもなる木が存在できたと考えられています。
レピドデンドロンは二股に分かれる木として有名
レピドデンドロンは枝も根も、先端が2またに分かれて成長します。茎の端には胞子穂があり、胞子で繁殖していました。ちなみに、レピドデンドロンは木質の部分がほとんどありません。どちらかといえば、巨大な木というより巨大な草という表現が適切かもしれません。どこまでも不思議な植物ですね!
レピドデンドロンの想像図
CG制作:ジュラ株式会社
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CG制作:ジュラ株式会社