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この価値がわかる方に引き取っていただきたい、恐竜ファン、琥珀ファンに送る至極のアイテム!爬虫類の鱗を内包した約1億年前の琥珀、バーマイト(Burmite)/【ot4079】
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琥珀ファンに送る、至極のアイテム。「至極」という言葉を軽々しく使うのもどうかと思いますが、この標本はまさに“至極”です。言葉に負けないだけの希少性とインパクトを持っています。なんと言っても、この網のような模様、一体何だと思いますか?こちらは、爬虫類の鱗(うろこ)だと考えられています。鱗のことを真っ先に伝えたくて、肝心なことを伝え遅れましたが、こちらは、約1億年前の樹液が化石化した、極めて古い琥珀「バーマイト」です。つまり、白亜紀、恐竜時代の琥珀なのです。そんな時代の琥珀の内部に、鱗の化石が潜んでいたとなると……誰だって想像力が膨らみますよね。もちろん、これが恐竜の皮膚だという確証はありませんが、この時代に生きていた爬虫類の大部分は恐竜であることも事実。ロマンの塊ですよ、このアイテムは。

全体をご覧いただきましょう。「さっきの鱗はどこいった?」よーく見てください。見えましたか?そうです、写真の左下一帯に広がっているではありませんか!この鱗、実はかなりの大きさがあるのです。琥珀全体が約2センチほどですから、鱗だけで1センチあります。もちろん、肉眼ではっきりと捉えることができます。かつて、このようなアイテムは取り扱ったことがありません。さまざまな内包物を含むバーマイトの中でも、これは希少中の希少。恐竜ファン、琥珀ファンのためにご用意したプレミアムアイテムです。

説明の必要もないかもしれませんが、なぜ鱗(皮膚)がこれほど希少なのか、お分かりでしょうか。皮膚は軟組織、つまり、非常に分解されやすい組織です。すぐに腐ってしまうため、通常は化石として残ることはありません。一方で、骨や歯のような硬組織は、もともと硬いため、化石として残りやすいことはよく知られていますね。しかし、今回のように琥珀の中に閉じ込められることで、皮膚のような軟らかい組織でも、外部環境から完全に遮断され、驚くほど良好な状態で保存されることがあります。琥珀はまさに、天然のタイムカプセル。約1億年もの、気が遠くなるような年月を経ても、魔法のように内部環境を保ち続けてきたのです。

わずか2センチほどの小さな琥珀ですが、その内部は、まさに古代のまま。皮膚(鱗)だけでなく、虫の一部や植物片と思われる部分化石も、あちこちに確認できます。

鱗っぽい、ではなく、まさに鱗。この保存状態をご覧ください。

バーマイトには、まれにこのような黒っぽい内包物が見られることがあります。バーマイトが形成された当時の環境では、森林火災が頻繁に発生していたという説があり、その影響で、焦げた片が取り込まれることがあるのです。ただし、今回の内包物は、いわゆる“焦げた物体”というよりも、何か有機物の痕跡のように感じられます。特に左側には、牙のように鋭い物体が確認できます。おそらく、虫の一部かもしれませんね。

こちらには、明らかに羽虫とわかる痕跡が見られます。翅の輪郭がはっきりと確認でき、長い触角や肢、胴体なども良好な状態で保存されています。ぜひ、30倍以上の高倍率ルーペをお使いのうえ、ご覧ください。肉眼でも鱗は十分に見えますが、この標本の真価を味わうには、やはりルーペが欠かせません。詳しくはコラム「化石を観察するときの、ルーペの選び方」を御覧ください。

鱗の周囲には、他の生物由来と思われる有機物の痕跡も複数確認できます。

バックライトを当てて肉眼で見ると、このように見えます。特にこの標本は内包物の種類が多く、眺めていてまったく飽きることがありません。

バックライトをあてないで撮影した1枚。バーマイトとしてはかなり大きな2センチ級の標本で、透明度も非常に高く、観察しやすいアイテムです。

左右2センチほどあります。

100円玉との比較をご覧ください。ただでさえ希少なバーマイトの内部に、爬虫類の鱗が潜んでいたのです。これほどのプレミアムアイテムは、滅多に出会えるものではありません。この価値を理解できる恐竜ファン、化石ファン、そして琥珀ファンの方にこそ、引き取っていただきたい“至極”のコレクティブアイテムです。
商品スペック
商品ID | ot4079 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | この価値がわかる方に引き取っていただきたい、恐竜ファン、琥珀ファンに送る至極のアイテム!爬虫類の鱗を内包した約1億年前の琥珀、バーマイト(Burmite) |
産地 | Myanmar |
サイズ | 2cm×1.5cm×厚0.4cm |
商品解説 | この価値がわかる方に引き取っていただきたい、恐竜ファン、琥珀ファンに送る至極のアイテム!爬虫類の鱗を内包した約1億年前の琥珀、バーマイト(Burmite) |
バーマイト(ビルマ琥珀)とは?
バーマイトは、ビルマ琥珀やカチン琥珀の名で知られ、ミャンマー北部の渓谷で発掘される約1億年前の恐竜時代に形成された琥珀です。その中には、様々な動植物が内包されており、まれに恐竜の断片的な化石も見つかっています。
琥珀は樹木の樹液が化石化したものですが、その形成には少なくとも数百万年かかるとされています。バーマイトは特に古く、1億年もの時間をかけて形成されており、他の産地の琥珀と比較しても非常に貴重です。
では、このバーマイトの元となった樹液を生み出した樹木は、どのような環境に生えていたのでしょうか。
一説によれば、これらの樹木は海岸近くの熱帯雨林に生えていたと考えられています。その樹液が固まってできた樹脂は海に流され、そこで化石化したとされています。これは、琥珀の中からアンモナイトの殻やサンゴ、カキなどの海洋性生物が発見されたことに基づいています。
さらに、一部の琥珀からは淡水性の貝の化石が見つかっており、海洋だけでなく、沿岸の河川やデルタ、湖、ラグーンなどの環境も存在していたと推測されています。また、焼け焦げた植物の痕跡が含まれていることから、現代の熱帯泥炭湿地のように、当時も火災が頻繁に発生していた可能性があります。
バーマイトの中から発見される動植物の多様性は際立っており、これまでに2000種類以上が記録されています。特に多いのは昆虫で、クモやサソリ、ダニ、ハチ、アリ、ゴキブリ、シロアリ、カマキリ、コオロギ、ヤスデ、ムカデ、水生昆虫などが含まれます。また、植物も多様で、顕花植物、針葉樹、シダ、ヒカゲノカズラ類、コケ類などが確認されています。