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うろこの木!明瞭な鱗模様が確認できる、米国アイオワ州産のレピドデンドロン(Lepidodendron)の樹皮の化石/【ot4018】
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こちらは古生代石炭紀からペルム紀にかけて繁栄した大型のシダ植物、レピドデンドロンの化石です。
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レピドデンドロンといえば、この幹に残った鱗のような模様です。規則正しく並んでいます。ギリシャ語で、レピドデンドロンは「鱗のある木」を意味します。
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現在、シダ植物といえば低い草本植物をイメージしますが、古代には信じられないほど巨大に成長するグループも存在しました。レピドデンドロンはその代表例の一つで、なんと樹高30メートル以上に達したと考えられています。また、成長速度も非常に速かったとする説があります。
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側面から撮影しました。レピドデンドロンは実は石炭のもとになった樹木とも言われています。まさに石炭紀を代表する樹木と言えるでしょう。ペルム紀になると生態系の変遷にともない絶滅しました。
詳細については、コラム「産業革命の原動力となったのは石炭紀に大発展したあの植物」を御覧ください。
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左右63ミリほどあります。
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100円玉との比較。明瞭な鱗模様が確認できる、米国アイオワ州産のレピドデンドロンの樹皮の化石です。
商品スペック
商品ID | ot4018 |
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年代 | 古生代石炭紀(3億6700万 -- 2億8900万年前) |
学名 | うろこの木!明瞭な鱗模様が確認できる、米国アイオワ州産のレピドデンドロン(Lepidodendron)の樹皮の化石 |
産地 | Iowa,U.S.A |
サイズ | 6.3cm×3.3cm×厚1.1cm |
商品解説 | うろこの木!明瞭な鱗模様が確認できる、米国アイオワ州産のレピドデンドロン(Lepidodendron)の樹皮の化石 |
レピドデンドロンとは?
レピドデンドロン(Lepidodendron)とは?
主に北アメリカ・ヨーロッパで古生代石炭紀(約3億6700万~2億8900万年前)に大発展したシダ植物(ヒカゲノカズラ類)。大きいものでは40メートル以上に成長しました。
CG制作:ジュラ株式会社
樹皮が魚の鱗(うろこ)に似ていたため、「鱗(うろこ)の木」という名前が付きました。
レピドデンドロンは、我々が恩恵をうけている石炭のもととなった植物です。別名を鱗木(りんぼく)と言い、「鱗」は訓読みで「うろこ」と読みます。
何故そんなに巨大に成長したのか?
レピドデンドロンは何と高さが40mにもなる巨大な木だったと考えられています。この木が栄えた頃の地球は、年間を通してあまり気候の変化はなく、一年中熱帯気候であったといわれています。そうすると、森林もたくさん増え、大気の中の酸素濃度も上がりました。現在は21%といわれる酸素濃度が、当時は35%もあったそうです。植物や動物が大きくなる環境が整ったのが、石炭紀でした。
これらの環境が整って、高さ40mにもなる木が存在できたと考えられています。
レピドデンドロンは二股に分かれる木として有名
レピドデンドロンは枝も根も、先端が2またに分かれて成長します。茎の端には胞子穂があり、胞子で繁殖していました。ちなみに、レピドデンドロンは木質の部分がほとんどありません。どちらかといえば、巨大な木というより巨大な草という表現が適切かもしれません。どこまでも不思議な植物ですね!
レピドデンドロンの想像図
CG制作:ジュラ株式会社
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CG制作:ジュラ株式会社