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映画『ジュラシック・パーク』初代で話題になったレジェンドアンバー ドミニカ琥珀(Amber)/【ot3939】
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こちらは南米ドミニカ産の琥珀です。内部にはご覧のとおり、アリの部分化石が保存されています。写真の上側が頭部、下側が胸部です。
他にも植物片などが内包されています。冒頭のアリは写真の左側に位置しています。琥珀は古代の樹木から分泌された樹液が化石化したものです。ドミニカ産の琥珀は、約3000万年前のものとされています。
透明度が高く、色も濃いめです。後方からライトが当たると、琥珀色に煌々と輝きます。
ドミニカ産の琥珀といえば、映画『ジュラシック・パーク』初代作の中で重要な役割を果たしましたね。琥珀内部にいた蚊が吸った恐竜の血液からDNAを取り出し、恐竜を蘇らせるという、ロマンあふれるストーリーでした。残念ながら、ドミニカ産の琥珀は約3000万年前のもののため、恐竜の血を吸った蚊は存在しません。また、現在の技術では、あまりにも古いDNAから生物を復活させることは非常に困難で、実現不可能だと言われています。
詳しくはコラム「映画「ジュラシック・ワールド」のように足らない部分のDNAを加えて、新種の恐竜を生み出すことは可能なのか?」を御覧ください。
アリの頭部および胸部と思われる部位が内包されています。
琥珀に包まれることで、酸化や風化が起こりにくくなり、通常では失われてしまうような組織も保存されます。そのため、琥珀は「古代からのタイムカプセル」とも呼ばれるほど、高い保存効果を持っています。
約3000万年前という古い琥珀であっても、虫などが保存されていることから、琥珀の保存効果がいかに高いかが分かりますね。
左右13ミリほどあります。
100円玉との比較。映画『ジュラシック・パーク』初代の作中で、恐竜復活の鍵となったドミニカ産の琥珀です。この琥珀の標本を片手に、初代作品を見直してみてはいかがでしょうか。
商品スペック
商品ID | ot3939 |
---|---|
年代 | 新生代第三紀(6600万--260万年前) |
学名 | 映画『ジュラシック・パーク』初代で話題になったレジェンドアンバー ドミニカ琥珀(Amber) |
産地 | Dominica |
サイズ | 1.3cm×1cm×厚0.6cm |
商品解説 | 映画『ジュラシック・パーク』初代で話題になったレジェンドアンバー ドミニカ琥珀(Amber) |
バーマイト(ビルマ琥珀)とは?
バーマイトは、ビルマ琥珀やカチン琥珀の名で知られ、ミャンマー北部の渓谷で発掘される約1億年前の恐竜時代に形成された琥珀です。その中には、様々な動植物が内包されており、まれに恐竜の断片的な化石も見つかっています。
琥珀は樹木の樹液が化石化したものですが、その形成には少なくとも数百万年かかるとされています。バーマイトは特に古く、1億年もの時間をかけて形成されており、他の産地の琥珀と比較しても非常に貴重です。
では、このバーマイトの元となった樹液を生み出した樹木は、どのような環境に生えていたのでしょうか。
一説によれば、これらの樹木は海岸近くの熱帯雨林に生えていたと考えられています。その樹液が固まってできた樹脂は海に流され、そこで化石化したとされています。これは、琥珀の中からアンモナイトの殻やサンゴ、カキなどの海洋性生物が発見されたことに基づいています。
さらに、一部の琥珀からは淡水性の貝の化石が見つかっており、海洋だけでなく、沿岸の河川やデルタ、湖、ラグーンなどの環境も存在していたと推測されています。また、焼け焦げた植物の痕跡が含まれていることから、現代の熱帯泥炭湿地のように、当時も火災が頻繁に発生していた可能性があります。
バーマイトの中から発見される動植物の多様性は際立っており、これまでに2000種類以上が記録されています。特に多いのは昆虫で、クモやサソリ、ダニ、ハチ、アリ、ゴキブリ、シロアリ、カマキリ、コオロギ、ヤスデ、ムカデ、水生昆虫などが含まれます。また、植物も多様で、顕花植物、針葉樹、シダ、ヒカゲノカズラ類、コケ類などが確認されています。