- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- その他の化石の販売
- 針葉樹の樹脂
- 琥珀の化石販売
- 透明度高い!羽虫を内包!琥珀コレクター垂涎のアイテム、ミャンマー産の、恐竜時代の琥珀、バーマイト(Burmite)
透明度高い!羽虫を内包!琥珀コレクター垂涎のアイテム、ミャンマー産の、恐竜時代の琥珀、バーマイト(Burmite)/【ot3751】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
こちらは約1億年前に起源を持つ、非常に古い琥珀、バーマイトです。ご覧のように羽虫が内包されています。
写真中央左に、さきほどアップで撮影した虫が見えます。琥珀はもともと樹液が長い年月をかけて化石になったものです。若いものでも数百万年もの時間が必要ですが、こちらのバーマイトは、なんと約1億年という途方も無い時間をかけて化石になったと考えられています。
以前まではこれほど古い琥珀だとは思われていませんでしたが、ロンドン自然史博物館の研究により、内包物の一部に白亜紀に由来するものが含まれていることがわかり、その驚くべき古さが明らかとなりました。白亜紀といえば大地を恐竜が、海には巨大な海生爬虫類やアンモナイトなどが生息していた時代です。
こちらの個体は非常に透明度が高く、肉眼でも、小さな虫の存在に気づくことができます。
ぜひ高倍率のルーペを用いて観察してください。30倍以上のルーペをおすすめいたします。詳しくはコラム「化石を観察するときの、ルーペの選び方」を御覧ください。
触角まで保存されている点にご注目ください。琥珀の内部は外部環境と遮断されているため、内包物は傷むことがほぼありません。自然の標本ケースのようなものです。
約13ミリほどあります。
100円玉との比較。約1億年前の、恐竜時代の琥珀、バーマイトのクリアーな標本です。羽虫を内包しています。
商品スペック
商品ID | ot3751 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 透明度高い!羽虫を内包!琥珀コレクター垂涎のアイテム、ミャンマー産の、恐竜時代の琥珀、バーマイト(Burmite) |
産地 | Myanmar |
サイズ | 1.3cm×0.5cm×厚0.3cm |
商品解説 | 透明度高い!羽虫を内包!琥珀コレクター垂涎のアイテム、ミャンマー産の、恐竜時代の琥珀、バーマイト(Burmite) |
バーマイト(ビルマ琥珀)とは?
バーマイトは、ビルマ琥珀やカチン琥珀の名で知られ、ミャンマー北部の渓谷で発掘される約1億年前の恐竜時代に形成された琥珀です。その中には、様々な動植物が閉じ込められており、まれに恐竜の断片的な化石も見つかっています。
琥珀は樹木の樹液が化石化したものですが、その形成には少なくとも数百万年かかるとされています。バーマイトは特に古く、1億年もの時間をかけて形成されており、他の産地の琥珀と比較しても非常に貴重です。
では、このバーマイトの元となった樹液を生み出した樹木は、どのような環境に生えていたのでしょうか。
一説によれば、これらの樹木は海岸近くの熱帯雨林に生えていたと考えられています。その樹液が固まってできた樹脂は海に流され、そこで化石化したとされています。これは、琥珀の中からアンモナイトの殻やサンゴ、カキなどの海洋性生物が発見されたことに基づいています。
さらに、一部の琥珀からは淡水性の貝の化石が見つかっており、海洋だけでなく、沿岸の河川やデルタ、湖、ラグーンなどの環境も存在していたと推測されています。また、焼け焦げた植物の痕跡が含まれていることから、現代の熱帯泥炭湿地のように、当時も火災が頻繁に発生していた可能性があります。
バーマイトの中から発見される動植物の多様性は際立っており、これまでに2000種類以上が記録されています。特に多いのは昆虫で、クモやサソリ、ダニ、ハチ、アリ、ゴキブリ、シロアリ、カマキリ、コオロギ、ヤスデ、ムカデ、水生昆虫などが含まれます。また、植物も多様で、顕花植物、針葉樹、シダ、ヒカゲノカズラ類、コケ類などが確認されています。