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ベリークリア！驚くべき保存状態！恐竜時代の琥珀、虫入りバーマイト（Burmite）/【ot3745】
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ベリークリア！驚くべき保存状態！恐竜時代の琥珀、虫入りバーマイト（Burmite）/中生代白亜紀（1億3500万 -- 6600万年前）【ot3745】
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こちらは、ミャンマー産の琥珀、バーマイトです。基質は非常にクリアーで、内部の虫を確認できます。
バーマイトは約１億年前の針葉樹の樹液が化石化したものです。１億年前と言えば、恐竜が大地を歩き回っていた時代です。琥珀は基本的に古い時代のものですが、その中でもバーマイトは非常に古い琥珀です。内包されている物体も、その時代のものの可能性があります。
こちらには１枚目の写真とはまた異なる虫が内包されています。
ご覧いただきたいのは、その保存状態の良さです。琥珀の内部は外部環境から遮断されているため、酸化や風化とは基本的に無縁です。そのため、ご覧のように、生息時とほとんど変わらない姿で保存されていることがあります。この標本はその中でも、特に素晴らしい状態を保っています。
ぜひ高倍率のルーペを用いてご覧ください。肉眼では翅脈まではご覧いただけません。詳しくはコラム「化石を観察するときの、ルーペの選び方」を御覧ください。
バックライトをあてると、琥珀が煌々と輝きます。
肉眼で見るとこのような感じです。
触角や足など微細な組織まで保存されています。
約１５ミリほどあります。
１００円玉との比較。恐竜時代の琥珀、虫入りバーマイトです。
商品スペック
| 商品ID | ot3745 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀（1億3500万 -- 6600万年前） |
| 学名 | ベリークリア！驚くべき保存状態！恐竜時代の琥珀、虫入りバーマイト（Burmite） |
| 産地 | Myanmar |
| サイズ | 1.5cm×0.6cm×厚0.4cm |
| 商品解説 | ベリークリア！驚くべき保存状態！恐竜時代の琥珀、虫入りバーマイト（Burmite） |
バーマイト（ビルマ琥珀）とは？
バーマイトは、ビルマ琥珀やカチン琥珀の名で知られ、ミャンマー北部の渓谷で発掘される約1億年前の恐竜時代に形成された琥珀です。その中には、様々な動植物が閉じ込められており、まれに恐竜の断片的な化石も見つかっています。
琥珀は樹木の樹液が化石化したものですが、その形成には少なくとも数百万年かかるとされています。バーマイトは特に古く、1億年もの時間をかけて形成されており、他の産地の琥珀と比較しても非常に貴重です。
では、このバーマイトの元となった樹液を生み出した樹木は、どのような環境に生えていたのでしょうか。
一説によれば、これらの樹木は海岸近くの熱帯雨林に生えていたと考えられています。その樹液が固まってできた樹脂は海に流され、そこで化石化したとされています。これは、琥珀の中からアンモナイトの殻やサンゴ、カキなどの海洋性生物が発見されたことに基づいています。
さらに、一部の琥珀からは淡水性の貝の化石が見つかっており、海洋だけでなく、沿岸の河川やデルタ、湖、ラグーンなどの環境も存在していたと推測されています。また、焼け焦げた植物の痕跡が含まれていることから、現代の熱帯泥炭湿地のように、当時も火災が頻繁に発生していた可能性があります。
バーマイトの中から発見される動植物の多様性は際立っており、これまでに2000種類以上が記録されています。特に多いのは昆虫で、クモやサソリ、ダニ、ハチ、アリ、ゴキブリ、シロアリ、カマキリ、コオロギ、ヤスデ、ムカデ、水生昆虫などが含まれます。また、植物も多様で、顕花植物、針葉樹、シダ、ヒカゲノカズラ類、コケ類などが確認されています。
