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当時を偲ばせる3枚の写真のコピー付き、かつての南極観測隊員が所有していた南極の石(オングル石)/【ot3637】
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こちらは南極から持ち帰った石です。この標本の前の所有者の父は、昭和32年に第二次南極観測隊の一員として南極に訪れ、昭和基地の電気設備工事に携わりました。その後も第4次や第7次の南極探検に参加し、その際に拾ってきた石がこちらです。
昭和基地があったオングル島の名前にちなんで、この石は時折『オングル石』と呼ばれることもあります。
こちらの標本は209グラムと決して大きくはありませんが、前所有者のご好意により、現場で撮影された写真のコピーを3枚お付けします。これらの写真は当時の雰囲気を伝える希少なものです。
オングル石の起源は非常に古く、約6億年前に遡ります。当時は生物らしい生物が存在しなかった時代でした。南極はゴンドワナ大陸の一部であり、古い岩体をそのまま引き継いでいます。通常、古い地層は深部にあり、地表では見ることができませんが、時折、古い地層が新しい地層に貫入し、地表に露出することがあります。この現象についてはコラム「化石の年代を知る方法」で詳しく説明されています。本標本とは直接関係はありませんが、興味をお持ちの方はぜひご覧ください。
オングル石は前述のように、非常に古い6億年前の片麻岩と考えられています。
独特のまだら模様が特徴的です。
最長部が96ミリで、やや小さめではありますが、特徴がよく現れた標本です。
最長部が96ミリで、100円玉と比べるとやや小さめですが、特徴がよく現れた標本です。前所有者の父上が最初に昭和基地に出向いてから、もう66年が経過しています。
こちらは前所有者よりご提供いただいた写真のコピーです。写っているのは南極船、宗谷の雄姿です。宗谷は第一次から第六次まで使用されました。右船首には「谷宗」という文字が見えます。当時は右から左に読む横書きが用いられていたため、「宗谷」ではなく、「谷宗」と記されています。その下には、SOYA、PL107と船番号も記載されていますね。流氷を砕いて進む力強い姿が収められています。
こちらはスノーモービルの上でポーズを取っている写真です。こちらのコピーも付属しています。
こちらはオングル島のペンギンの群れを収めた一枚です。ペンギンは寒い地方ならどこでも生息しているわけではなく、南極でのみ繁栄しています。ペンギンの祖先はゴンドワナ大陸に生息していたと考えられています。ゴンドワナ大陸は約1億5000万年前に南北に分離し、その後、南側の大陸は東西へと分かれ、ペンギンは東側のオーストラリア大陸と南極大陸で繁栄したため、最終的に南極へとたどり着いたと言われています。こちらの写真のコピーも本標本と一緒に付属しています。
商品スペック
商品ID | ot3637 |
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年代 | 先カンブリア時代(46億年 -- 5億4200万年前) |
学名 | 当時を偲ばせる3枚の写真のコピー付き、かつての南極観測隊員が所有していた南極の石(オングル石) |
産地 | 南極 |
サイズ | 9.6cm×4.8cm×厚3.6cm 205g |
商品解説 | 当時を偲ばせる3枚の写真のコピー付き、かつての南極観測隊員が所有していた南極の石(オングル石) |