- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- その他の化石の販売
- 針葉樹の樹脂
- 琥珀の化石販売
- 琥珀コレクター注目のアイテム、ミャンマー産の白亜紀に起源を持つ琥珀、バーマイト(Burmite)。内部に虫あり!
琥珀コレクター注目のアイテム、ミャンマー産の白亜紀に起源を持つ琥珀、バーマイト(Burmite)。内部に虫あり!/【ot3525】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
こちらは琥珀コレクター垂涎のアイテム、ミャンマー産の琥珀です。通称、バーマイトの名で知られるこの琥珀は、非常に古い時代に起源を持つと考えられています。
高倍率のルーペでのぞくと、小さな虫が内包されていることが分かります。バーマイトが琥珀コレクターから高い人気を集めているのは、非常に古い琥珀であることに加えて、非常に透明度が高く、内部の虫を発見しやすいことです。
後方よりライトをあててみました。透明な基質がまさに琥珀色に輝きます。
バーマイトは以前はさほど古い琥珀ではないと思われていましたが、近年、ロンドン自然史博物館の研究により、なんとおよそ1億年前の針葉樹の樹液(樹脂)に起源を持つことが分かったのです。インクルージョン(内包物)の分析により、白亜紀にしか存在しない有機物が含まれていることが判明しました。
1億年前といえば、大地を恐竜が闊歩していた時代です。内部に閉じ込められている虫も、もしかしたらその時代を生きていた可能性があるのです。内包物をのぞくには、高倍率のルーペが必要になります。詳しくはコラム「化石を観察するときの、ルーペの選び方」を御覧ください。
こちらには植物片の一部でしょうか、黒い斑点が見られます。
左右16ミリほど。
100円玉との比較。琥珀コレクター注目のアイテム、ミャンマー産の白亜紀に起源を持つ琥珀、バーマイトです。内部に虫あり!
商品スペック
商品ID | ot3525 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 琥珀コレクター注目のアイテム、ミャンマー産の白亜紀に起源を持つ琥珀、バーマイト(Burmite)。内部に虫あり! |
産地 | Myanmar |
サイズ | 1.6cm×0.8cm×厚0.5cm |
商品解説 | 琥珀コレクター注目のアイテム、ミャンマー産の白亜紀に起源を持つ琥珀、バーマイト(Burmite)。内部に虫あり! |
この商品を購入されたお客様のお声
小さなバーマイトで表面の小キズが多く、ホームページで紹介されていた小さな虫が確認できる程度で、今回はハズレかなと思いながら時間をかけて表面を磨いてみると・ ・・・大きな羽虫が現れました。半透明のツノゼミのような虫ですが、大きな羽が4枚、胴体だけで約4mm、羽を入れると5mm以上ありました。他にも、アリのような虫、ちいさなヤゴのような虫も。小さな琥珀に恐竜時代の虫が4匹も閉じ込められていました。小さな白亜紀の昆虫図鑑に大興奮です。
滋賀県/男性
バーマイト(ビルマ琥珀)とは?
バーマイトは、ビルマ琥珀やカチン琥珀の名で知られ、ミャンマー北部の渓谷で発掘される約1億年前の恐竜時代に形成された琥珀です。その中には、様々な動植物が閉じ込められており、まれに恐竜の断片的な化石も見つかっています。
琥珀は樹木の樹液が化石化したものですが、その形成には少なくとも数百万年かかるとされています。バーマイトは特に古く、1億年もの時間をかけて形成されており、他の産地の琥珀と比較しても非常に貴重です。
では、このバーマイトの元となった樹液を生み出した樹木は、どのような環境に生えていたのでしょうか。
一説によれば、これらの樹木は海岸近くの熱帯雨林に生えていたと考えられています。その樹液が固まってできた樹脂は海に流され、そこで化石化したとされています。これは、琥珀の中からアンモナイトの殻やサンゴ、カキなどの海洋性生物が発見されたことに基づいています。
さらに、一部の琥珀からは淡水性の貝の化石が見つかっており、海洋だけでなく、沿岸の河川やデルタ、湖、ラグーンなどの環境も存在していたと推測されています。また、焼け焦げた植物の痕跡が含まれていることから、現代の熱帯泥炭湿地のように、当時も火災が頻繁に発生していた可能性があります。
バーマイトの中から発見される動植物の多様性は際立っており、これまでに2000種類以上が記録されています。特に多いのは昆虫で、クモやサソリ、ダニ、ハチ、アリ、ゴキブリ、シロアリ、カマキリ、コオロギ、ヤスデ、ムカデ、水生昆虫などが含まれます。また、植物も多様で、顕花植物、針葉樹、シダ、ヒカゲノカズラ類、コケ類などが確認されています。