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極太&上質!白亜紀後期の海の覇者、モササウルス(Mosasaurus)の歯化石/【ot3509】
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こちらは白亜紀の後期の海の王者、モササウルスの歯化石です。白亜紀後期といえば、世界中で恐竜が繁栄していた時代です。そんな時代の海の食物連鎖の頂点に君臨していたのが、この歯の持ち主、モササウルスの仲間です。
モササウルスと一口にいっても、その種類は多くあり、歯だけから、種類を特定することは一部のグループを除いて容易ではありません。ご覧のように、表面のエナメル質が保存された、非常に上質の化石です。
少し離して撮影すると表面のエナメル質の皺が見えなくなってきますね。皺もご覧いただきたいので、ぜひルーペを使って御覧くださいね。高倍率は不要です。3倍から5倍程度のもので十分です。詳しくはコラム「化石を観察するときの、ルーペの選び方」を御覧ください。
ご覧のように厚みがあり、かつ大変良好な保存状態を維持しています。
こちらにやや出っ張った稜線が存在します。この出っ張り具合は標本により異なります。おそらくモササウルスの種類が生える部位によっても異なるものと思われます。ただ、共通するのは、セレーション(ギザギザの部分)が存在しないことです。これは獲物を切るのではなく、突き刺すことに特化したためだと思われます。
根本から撮影。エナメル質の厚さなどを観察できますね。周長は72ミリもあるのです。非常に太い標本です。
カーブ計測で45ミリです。
100円玉との比較。白亜紀後期の海の頂点捕食者、モササウルスの、非常に上質な歯化石です。
商品スペック
商品ID | ot3509 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 極太&上質!白亜紀後期の海の覇者、モササウルス(Mosasaurus)の歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | カーブ計測4.5cm 周長7.2cm |
商品解説 | 極太&上質!白亜紀後期の海の覇者、モササウルス(Mosasaurus)の歯化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
思っていたより大きなモササウルスの歯でした。モササウルスの歯としては珍しいセレーションもはっきりと確認できます。素晴らしい化石を、お手頃な価格で提供頂き、ありがとうございます。
滋賀県/男性
モササウルスとは?
なんでも食っていたモササウルス
モササウルス (Mosasaurus )は、白亜紀後期に生息していた肉食の海棲爬虫類。現在のオオトカゲ類に近い仲間だと考えられている。力強い尾と4本の櫂のような肢を持っていました。顎は蛇のように可動し、魚、亀、軟体動物、及び貝類を食料としていたと思われています。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
顔面はワニそっくり
トカゲといっても、足はヒレであるので地上に上がることはなかった。顔はワニそっくり。体長は最大で12~3mであり、その後の時代を生きたメガロドンとほぼ同様のサイズである。今のオオトカゲやワニなどとは比べ物にならないほど大きい。12~3mと言うと大型バスよりもずっと大きい。
モササウルスの名前の由来
白亜紀後期、初めて発見されたオランダのモウサ川にちなんでいます。
パリの国立博物館 画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスが活躍した白亜紀後期とは
恐竜の時代である”中生代”は、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の3つに分類されるが、その中で、最も新しい時代である。恐竜が最も反映をしていた時代でもある。
モササウルスが覇を唱えていた時代は白亜紀後期であり、恐竜が絶滅する寸前まで世界中の海で大暴れしていました。
1780年オランダ マーストリヒトで発見されたモササウルスが人々を驚かせている様子。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスの化石・歯
比較的多く歯の化石が出回っているが、偽造品(母岩に歯を埋め込んだものが多い)も出回っているため注意が必要です。また、出土・保存状態によって品質はさまざまです。表面がエナメル質を保ち、かつルート(根元)が太いモササウルスの歯化石は意外に数が少なく価値が高いと言われています。