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恐竜時代の琥珀!琥珀コレクター垂涎の品、蜘蛛入りのバーマイト(Burmite)/【ot3235】
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こちらは、ミャンマー産の希少な虫入り琥珀です。琥珀コレクターなら皆憧れる、いわゆるバーマイトです。バーマイトはおよそ1億年前の琥珀と言われています。つまり恐竜が大地を闊歩していた時代の琥珀なのです。
この蜘蛛も恐竜と同じ時代に生きていた可能性があります。その意味で他産地の琥珀とは一味違う、まさに琥珀コレクター垂涎の標本と言えるでしょう。バーマイトは以前はさほど古い標本とは考えられていませんでした。詳しい研究が行われていなかったため、明確になっていなかったというのが正確でしょうか。非常に大きなバーマイトを所有していたロンドン自然史博物館の研究で、白亜紀にしか見られない植物片などが含まれていることが分かり、バーマイトが非常に古い琥珀であることが明らかになりました。
琥珀は、もともと針葉樹の樹液が起源です。樹液が樹脂となり、年月を重ねて堅い琥珀へと変化していきます。バーマイトは非常に古い琥珀であるにもかかわらず、比較的透明度が高く、内部に虫が含まれていた場合見通すことができます。
明確に蜘蛛であることが分かります。ぜひ高倍率のルーペを用いて御覧ください。詳しくはコラム「化石を観察するときの、ルーペの選び方」を御覧ください。
後方よりライトがあたると、美しく輝きます。
左右およそ15ミリほど。
100円玉との比較。琥珀コレクター垂涎の品、蜘蛛入りのバーマイトです。
商品スペック
商品ID | ot3235 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 恐竜時代の琥珀!琥珀コレクター垂涎の品、蜘蛛入りのバーマイト(Burmite) |
産地 | Myanmar |
サイズ | 1.5cm×0.9cm×厚0.3cm |
商品解説 | 恐竜時代の琥珀!琥珀コレクター垂涎の品、蜘蛛入りのバーマイト(Burmite) |
バーマイト(ビルマ琥珀)とは?
バーマイトは、ビルマ琥珀やカチン琥珀の名で知られ、ミャンマー北部の渓谷で発掘される約1億年前の恐竜時代に形成された琥珀です。その中には、様々な動植物が閉じ込められており、まれに恐竜の断片的な化石も見つかっています。
琥珀は樹木の樹液が化石化したものですが、その形成には少なくとも数百万年かかるとされています。バーマイトは特に古く、1億年もの時間をかけて形成されており、他の産地の琥珀と比較しても非常に貴重です。
では、このバーマイトの元となった樹液を生み出した樹木は、どのような環境に生えていたのでしょうか。
一説によれば、これらの樹木は海岸近くの熱帯雨林に生えていたと考えられています。その樹液が固まってできた樹脂は海に流され、そこで化石化したとされています。これは、琥珀の中からアンモナイトの殻やサンゴ、カキなどの海洋性生物が発見されたことに基づいています。
さらに、一部の琥珀からは淡水性の貝の化石が見つかっており、海洋だけでなく、沿岸の河川やデルタ、湖、ラグーンなどの環境も存在していたと推測されています。また、焼け焦げた植物の痕跡が含まれていることから、現代の熱帯泥炭湿地のように、当時も火災が頻繁に発生していた可能性があります。
バーマイトの中から発見される動植物の多様性は際立っており、これまでに2000種類以上が記録されています。特に多いのは昆虫で、クモやサソリ、ダニ、ハチ、アリ、ゴキブリ、シロアリ、カマキリ、コオロギ、ヤスデ、ムカデ、水生昆虫などが含まれます。また、植物も多様で、顕花植物、針葉樹、シダ、ヒカゲノカズラ類、コケ類などが確認されています。