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ウロコのような樹皮の模様にご注目!コレクション性高し!米国ペンシルバニア州産植物化石、レピドデンドロン(Lepidodendron)化石/【ot3080】
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こちらは米国ペンシルバニア州の石炭紀後期の地層から採集されたリンボク、レピドデンドロンの樹皮の化石です。このユニークな模様はレピドデンドロンのシンボルです。
古生代石炭紀という時代区分は文字通り、石炭の原材料である植物が大繁栄していた時代でした。ご存知のように19世紀の産業革命を支えたのは石炭です。それまでは木炭など効率の悪いエネルギー源を利用していたところ、石炭に切り替わることで、効率的に鉄を生産することができるようになりました。では、その石炭の原材料となった植物とは何だったのでしょうか。
それが、これらシダ植物だったのです。現世のシダ植物というと低地に生えた比較的小さな植物を思い浮かべますが、古生代石炭のシダ植物は我々が想像するよりはるかに巨大なものでした。こちらのレピドデンドロンに至っては、最大で高さ30メートルにもなったと考えられています。レピドデンドロンはこのような爬虫類のウロコのような樹皮で覆われた幹を持っていました。
石炭紀にはそうした巨大なシダ植物が世界中に自生していたのです。このレピドデンドロンはその一つです。裏面には多数の植物片を確認できます。くわしくはコラム「産業革命の原動力となったのは石炭紀に大発展したあの植物」を御覧ください。
およそ1センチ強の厚みがあります。
およそ5センチほどのレピドデンドロンの化石です。ウロコのような樹皮の模様にご注目下さい。
商品スペック
商品ID | ot3080 |
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年代 | 古生代石炭紀(3億6700万 -- 2億8900万年前) |
学名 | ウロコのような樹皮の模様にご注目!コレクション性高し!米国ペンシルバニア州産植物化石、レピドデンドロン(Lepidodendron)化石 |
産地 | Pennsylvania, U.S.A. |
サイズ | 5.1cm×4.5cm×厚1.1cm |
商品解説 | ウロコのような樹皮の模様にご注目!コレクション性高し!米国ペンシルバニア州産植物化石、レピドデンドロン(Lepidodendron)化石 |
レピドデンドロンとは?
レピドデンドロン(Lepidodendron)とは?
主に北アメリカ・ヨーロッパで古生代石炭紀(約3億6700万~2億8900万年前)に大発展したシダ植物(ヒカゲノカズラ類)。大きいものでは40メートル以上に成長しました。
CG制作:ジュラ株式会社
樹皮が魚の鱗(うろこ)に似ていたため、「鱗(うろこ)の木」という名前が付きました。
レピドデンドロンは、我々が恩恵をうけている石炭のもととなった植物です。別名を鱗木(りんぼく)と言い、「鱗」は訓読みで「うろこ」と読みます。
何故そんなに巨大に成長したのか?
レピドデンドロンは何と高さが40mにもなる巨大な木だったと考えられています。この木が栄えた頃の地球は、年間を通してあまり気候の変化はなく、一年中熱帯気候であったといわれています。そうすると、森林もたくさん増え、大気の中の酸素濃度も上がりました。現在は21%といわれる酸素濃度が、当時は35%もあったそうです。植物や動物が大きくなる環境が整ったのが、石炭紀でした。
これらの環境が整って、高さ40mにもなる木が存在できたと考えられています。
レピドデンドロンは二股に分かれる木として有名
レピドデンドロンは枝も根も、先端が2またに分かれて成長します。茎の端には胞子穂があり、胞子で繁殖していました。ちなみに、レピドデンドロンは木質の部分がほとんどありません。どちらかといえば、巨大な木というより巨大な草という表現が適切かもしれません。どこまでも不思議な植物ですね!
レピドデンドロンの想像図
CG制作:ジュラ株式会社
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CG制作:ジュラ株式会社