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これは凄い!驚くべき保存状態、国内の公的博物館の収蔵品だった、極めて上質なレピドデンドロン(Lepidodendron)の樹皮化石。米国アイオワ州産/【ot2465】
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こちらは米国アイオワ州産の、驚くべき保存状態を示す、レピドデンドロンです。レピドデンドロンという名前を聞いて、ピンと来る人はれっきとした化石マニア。リンボクの名で知られる樹皮の化石です。リンボクは鱗木、ウロコの木と書きます。その名の通り、魚類あるいは爬虫類の鱗のような樹皮をしています。こちらの化石の保存状態は驚異的と言って良いでしょう。
御覧ください。この立体感、この美しさ。レピドデンドロンの標本はさまざまありますが、弊社で取り扱った中でも、圧倒的な保存状態。これを超えるコレクションはそうはないでしょう。それもそのはず、これは、国内の博物館の収蔵品だったものです。レピドデンドロンをお探しだった方はもちろんのこと、そうではない人でも、この機会にぜひご検討いただきたい、素晴らしい一級標本です。
リンボクというと、古生代石炭紀に繁栄した巨木というイメージを持つ人も多いでしょう。19世紀の産業革命を支えた石炭の原料となった樹木の一つでもあります。詳しくは、コラム「産業革命の原動力となったのは石炭紀に大発展したあの植物」を御覧ください。
リンボクは樹高40メートルに達したとされる巨木でした。鱗のような樹皮を持つ巨木。想像するだけでロマンあふれる光景です。
こちらは裏面です。ほぼ平らで安定しています。
樹皮が側面に張り付くように保存されています。
この保存状態は圧巻。ナチュラルでディティールも完全に保存されています。
幾層にも折り重なるように発達していたことが分かります。これが石炭紀の樹皮の化石なのだから、驚くほかありません。
100円玉との比較。樹皮を上側にして展示。国内の公的博物館の収蔵品だった、極めて上質なレピドデンドロンの化石です。
商品スペック
商品ID | ot2465 |
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年代 | 古生代石炭紀(3億6700万 -- 2億8900万年前) |
学名 | これは凄い!驚くべき保存状態、国内の公的博物館の収蔵品だった、極めて上質なレピドデンドロン(Lepidodendron)の樹皮化石。米国アイオワ州産 |
産地 | Iowa,U.S.A |
サイズ | 22.8cm×11cm×厚3.5cm 710g |
商品解説 | これは凄い!驚くべき保存状態、国内の公的博物館の収蔵品だった、極めて上質なレピドデンドロン(Lepidodendron)の樹皮化石。米国アイオワ州産 |
レピドデンドロンとは?
レピドデンドロン(Lepidodendron)とは?
主に北アメリカ・ヨーロッパで古生代石炭紀(約3億6700万~2億8900万年前)に大発展したシダ植物(ヒカゲノカズラ類)。大きいものでは40メートル以上に成長しました。
CG制作:ジュラ株式会社
樹皮が魚の鱗(うろこ)に似ていたため、「鱗(うろこ)の木」という名前が付きました。
レピドデンドロンは、我々が恩恵をうけている石炭のもととなった植物です。別名を鱗木(りんぼく)と言い、「鱗」は訓読みで「うろこ」と読みます。
何故そんなに巨大に成長したのか?
レピドデンドロンは何と高さが40mにもなる巨大な木だったと考えられています。この木が栄えた頃の地球は、年間を通してあまり気候の変化はなく、一年中熱帯気候であったといわれています。そうすると、森林もたくさん増え、大気の中の酸素濃度も上がりました。現在は21%といわれる酸素濃度が、当時は35%もあったそうです。植物や動物が大きくなる環境が整ったのが、石炭紀でした。
これらの環境が整って、高さ40mにもなる木が存在できたと考えられています。
レピドデンドロンは二股に分かれる木として有名
レピドデンドロンは枝も根も、先端が2またに分かれて成長します。茎の端には胞子穂があり、胞子で繁殖していました。ちなみに、レピドデンドロンは木質の部分がほとんどありません。どちらかといえば、巨大な木というより巨大な草という表現が適切かもしれません。どこまでも不思議な植物ですね!
レピドデンドロンの想像図
CG制作:ジュラ株式会社
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CG制作:ジュラ株式会社