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縦の深い溝が印象的。白亜紀の海の王者、人気のモササウルス(Mosasaurus)科の上質な歯化石/【ot2323】
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こちらは白亜紀の海の王者、モササウルス科の生物の歯化石です。縦に深めの溝があるタイプ。
辺に沿って45ミリの太い歯化石です。縦線が深めに刻まれた独特のフォルムをしています。一口にモササウルスといっても、その種類は非常に豊富で、プログナソドンやグロビデンスといったひと目で判別な可能な歯化石でなければ、歯をもとに属種まで同定することは難しいでしょう。
モササウルスは白亜紀後期の海中のまさに王者。現世のホホジロザメやシャチのような存在だったと考えられます。鋭い歯に大きな体躯。彼らを狩るものは、より大きなモササウルスだったのでしょう。モササウルスがメインのコラムではありませんが、モササウルスの進化の系譜について、少し触れていますので、ぜひご覧ください。コラム「恐竜はどこから来たか?(恐竜進化の起源)」。
根本のアップ。モササウルス科の生物の歯化石の多くに共通している特徴です。獲物を噛む、潰すといった直線的な圧力を支えるのに適した太い根本。
100円玉との比較。
両面ともに良好な保存状態を示しています。モササウルスの歯化石は種類が様々ありますので、コレクションする楽しみがあります。
商品スペック
商品ID | ot2323 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 縦の深い溝が印象的。白亜紀の海の王者、人気のモササウルス(Mosasaurus)科の上質な歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 本体ロングカーブ計測4.5cm 周長6.6cm |
商品解説 | 縦の深い溝が印象的。白亜紀の海の王者、人気のモササウルス(Mosasaurus)科の上質な歯化石 |
モササウルスとは?
なんでも食っていたモササウルス
モササウルス (Mosasaurus )は、白亜紀後期に生息していた肉食の海棲爬虫類。現在のオオトカゲ類に近い仲間だと考えられている。力強い尾と4本の櫂のような肢を持っていました。顎は蛇のように可動し、魚、亀、軟体動物、及び貝類を食料としていたと思われています。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
顔面はワニそっくり
トカゲといっても、足はヒレであるので地上に上がることはなかった。顔はワニそっくり。体長は最大で12~3mであり、その後の時代を生きたメガロドンとほぼ同様のサイズである。今のオオトカゲやワニなどとは比べ物にならないほど大きい。12~3mと言うと大型バスよりもずっと大きい。
モササウルスの名前の由来
白亜紀後期、初めて発見されたオランダのモウサ川にちなんでいます。
パリの国立博物館 画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスが活躍した白亜紀後期とは
恐竜の時代である”中生代”は、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の3つに分類されるが、その中で、最も新しい時代である。恐竜が最も反映をしていた時代でもある。
モササウルスが覇を唱えていた時代は白亜紀後期であり、恐竜が絶滅する寸前まで世界中の海で大暴れしていました。
1780年オランダ マーストリヒトで発見されたモササウルスが人々を驚かせている様子。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスの化石・歯
比較的多く歯の化石が出回っているが、偽造品(母岩に歯を埋め込んだものが多い)も出回っているため注意が必要です。また、出土・保存状態によって品質はさまざまです。表面がエナメル質を保ち、かつルート(根元)が太いモササウルスの歯化石は意外に数が少なく価値が高いと言われています。