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エナメル質に皺がよりほどナチュラルなモササウルス(Mosasaurus)科の生物の歯化石/【ot2062】
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こちらは非常にナチュラルなモササウルス科の歯化石です。縦に走る特徴的な凹凸をはっきりと確認できます。リオドン属として分類される歯化石によく見られる特徴です。
エナメル質を寄って見てみましょう。皺が見えますね。ナチュラルなエナメル質が堆積するなかで収縮することでこのような特徴的な皺が現れます。
カーブ計測で46ミリ。平均的なモササウルス科の歯化石のサイズです。
モササウルス科の生物は白亜紀後期の海の支配者でした。こちらのコラム「恐竜はどこから来たか?(恐竜進化の起源)」を御覧ください。モササウルスは現世のヘビと近い存在です。
ほぼ真円の根本。モササウルス科の歯化石の根本の断面の形にはさまざまなものがありますが、多くはこのような丸い形をしています。獲物をバイトして、噛み潰すために発達したと考えられます。がっしりとした根本です。
100円玉との比較。非常に上質のナチュラルな歯化石です。
商品スペック
商品ID | ot2062 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | エナメル質に皺がよりほどナチュラルなモササウルス(Mosasaurus)科の生物の歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 本体ロングカーブ計測4.6cm 周長7.6cm |
商品解説 | エナメル質に皺がよりほどナチュラルなモササウルス(Mosasaurus)科の生物の歯化石 |
モササウルスとは?
なんでも食っていたモササウルス
モササウルス (Mosasaurus )は、白亜紀後期に生息していた肉食の海棲爬虫類。現在のオオトカゲ類に近い仲間だと考えられている。力強い尾と4本の櫂のような肢を持っていました。顎は蛇のように可動し、魚、亀、軟体動物、及び貝類を食料としていたと思われています。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
顔面はワニそっくり
トカゲといっても、足はヒレであるので地上に上がることはなかった。顔はワニそっくり。体長は最大で12~3mであり、その後の時代を生きたメガロドンとほぼ同様のサイズである。今のオオトカゲやワニなどとは比べ物にならないほど大きい。12~3mと言うと大型バスよりもずっと大きい。
モササウルスの名前の由来
白亜紀後期、初めて発見されたオランダのモウサ川にちなんでいます。
パリの国立博物館 画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスが活躍した白亜紀後期とは
恐竜の時代である”中生代”は、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の3つに分類されるが、その中で、最も新しい時代である。恐竜が最も反映をしていた時代でもある。
モササウルスが覇を唱えていた時代は白亜紀後期であり、恐竜が絶滅する寸前まで世界中の海で大暴れしていました。
1780年オランダ マーストリヒトで発見されたモササウルスが人々を驚かせている様子。
画像「モササウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
モササウルスの化石・歯
比較的多く歯の化石が出回っているが、偽造品(母岩に歯を埋め込んだものが多い)も出回っているため注意が必要です。また、出土・保存状態によって品質はさまざまです。表面がエナメル質を保ち、かつルート(根元)が太いモササウルスの歯化石は意外に数が少なく価値が高いと言われています。