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オランダ産状態良し!マンモスの臼歯のスライス化石。窓付き高級ケース付き。/【ot1103】
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オランダ産のマンモスの臼歯の化石です。写真上下9cmです。
このマンモスの臼歯の化石の面白いところは、スライスされている点です。この写真と一つ前の写真をご覧ください。一見同じように見えて、模様が異なりますね?そうです、この写真は裏側になります。
マンモスの臼歯は構造上、当然ながら裏表があります。洗濯板のように見える臼歯の側が表で、裏は植物の根のような歯根になっているわけですが、本標本は、臼歯の部分をスライスしてきれいに磨いてあります。
表面は丁寧に磨かれています。
マンモスは草食動物です。上下にこの臼歯の構造があり、上下から植物をすりつぶすことで、咀嚼していました。我々人間と同じ哺乳類であるマンモスの歯は生え変わることがありません。マンモスの歯は使うごとに徐々に擦り切れていったと考えられています。一説によれば使い減りでダメになった時点で、その個体の営みの幕を閉じた、と言われます。それほどマンモスにとって歯は重要なものなのです。
巨大なマンモスの体を維持するためにはどれほどの量の草木が必要だったことでしょう。さすがに草食恐竜よりは少食だったと思うかもしれませんが、意外や意外、議論の余地がありそうです。ご興味のある方はコラム「大型な草食恐竜は1日どのくらいの草木を食べていたのか?」を御覧ください。
厚さ1.2cm。
窓付き高級ケースをおつけします。フタは釘で止めるタイプですので、怪我をされないように取り扱いにはお気をつけ下さい。
100円玉との比較。標本の大きさにふさわしい高級ケースをお入れしてお送りいたします。窓が付いていますので、箱から取り出さなくても鑑賞できます。室温管理には最適。
商品スペック
商品ID | ot1103 |
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年代 | 新生代第四紀(260万年前 -- 現在) |
学名 | オランダ産状態良し!マンモスの臼歯のスライス化石。窓付き高級ケース付き。 |
産地 | North Sea,Netherlands |
サイズ | 9cm×7cm×厚1.2cm 122g |
商品解説 | オランダ産状態良し!マンモスの臼歯のスライス化石。窓付き高級ケース付き。 |
この商品を購入されたお客様のお声
マンモスの臼歯の化石が届きました!巨大生物ならではの大きな歯であることが分かり、且つ、スライスカットされた上、立派なケースに納められた標本はスマートに飾ることができ、大変気に入りました!迫力ある歯の化石を眺めながら、先史時代の人類と共に繁栄し絶滅した大型哺乳類マンモスにロマンを感じています。大切に保存したいと思います。
香川県/男性
マンモスとは?
人類 VS マンモス
先史時代の人類とマンモスとの関わりを示す様々な遺跡が見つかっている。ヨーロッパの洞窟では、旧石器時代に描かれたとされるマンモスの洞窟壁画が残されている。古代人は集団でマンモスの狩を行っていたと考えられているが、あの巨大なキバでの攻撃には相当てこずったであろう。
マンモスは長鼻目ゾウ科マンモス属に属する大型の哺乳類の総称である。現生のゾウの類縁にあたるが、直接の祖先ではない。
画像「マンモス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
時代と生息地域
約400万年前から1万年前頃(絶滅時期は諸説ある)まで。日本、シベリア以外のユーラシア大陸はもとより、アフリカ大陸・アメリカ大陸にも広く生息していた。特に南北アメリカ大陸に生息していたコロンビアマンモスは、大型・短毛で且つ最後まで生存していたマンモスとして有名である。現在は全種が絶滅している。
マンモスの巨大な牙
全長3.2mに達することもある巨大な牙が特徴である。これは現生の象からは考えられないほど巨大である。
画像「マンモス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
最も古いマンモス
最古のマンモスは、約500万~400万年前、北アフリカにおいて生まれたと考えられている。これはちょうど人類が祖先が発生したのと同じ時代。
マンモスの絶滅
更新世末期にあたる約4万~数千年前に、多くの大型哺乳類と共にマンモスは絶滅した。原因は未確定であるが、氷河期末期の気候変動に伴う植生の変化を原因とする説がある。その他の仮説としては、ヒトの狩猟の対象になったことを原因とするものがある。また、アメリカ大陸のコロンビアマンモスの化石の検証から、伝染病説が最近の有力な仮説として提唱されている。
ユタ州先史博物館 画像「マンモス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
今でも生きている?
最後のマンモスは、紀元前1700年頃に、東シベリアの沖合にある北極海(チュクチ海)上のウランゲリ島で狩猟されたという説が提起されている。また、1600年前後に、シベリアで山賊退治の騎士達が毛の生えた大きな象の目撃情報があるが、定かではない。まだまだロマンのつきない伝説の哺乳類であることは間違いなさそうだ。
パリ国立博物館 画像「マンモス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org