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売却済みのサウロルニトレステス(化石)の一覧(抜粋)
サウロルニトレステスとは
既に鳥類の特徴を兼ねそえている恐竜の最終形態
サウロルニトレステス(鳥のようなトカゲの意味)は現生のコヨーテくらいのサイズしかない肉食の恐竜です。形状を見てもわかるように、鳥類に近く、鳥型の恐竜の特徴を多数残しています。
カナダのアルバータ地方で発見されたこの恐竜は、ドロマエオサウルス科に分類され、同科の最大の特徴である脚爪の2本目のつま先に、体からすると奇妙なほど巨大な、通称キリングクロー(殺し屋の爪)を備えていました。
また、他のドロマエオサウルス科の恐竜に比べると、より軽量でスリムな体系をしており、ヴェロキラプトル(デイノニクスとヴェロキラプトルについてはこちら)と似た特徴を多く持っていました。
画像「サウロルニトレステス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
つまり、ドロマエオサウルス科でありながら、ヴェロキラプトルに限りなく近い、というちょっと変わった種がサウロルニトレステスということになります。
小さなサウロルニトレステスですが、同時期の巨大翼竜ケツアルコアトルスの骨からサウロルニトレステスの歯が発見されたため、肉食の獣脚類であることが分かりました。
1m前後のサウロルニトレステスが、翼を広げると10mにもなる超巨大な翼竜にどうやって噛みに付いたのでしょうか。サウロルニトレステスがどんなに素早く強力なカギ爪を持っていたとしても、ケツアルコアトルスを制することが出来たとは考えられません。おそらく死肉をあさるスカベンジャーであったのでしょう。この点ではまさに現在のハイエナといえるかもしれません。
画像「サウロルニトレステス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org