希少＆人気！コレクショングレード！ケムケム層から発見された小型獣脚類、ラプトル（Raptor）の仲間の歯化石 恐竜 販売

こちらはモロッコの白亜紀の地層から採集された小型獣脚類、ラプトルの仲間の歯化石です。しかも、歯冠に美しい光沢が見られる、極めて上質なコレクショングレードの歯化石です。こちらの化石が発見されたケムケム層ははいアトラス南側、国境付近に広がる白亜紀の地層です。恐竜の化石が発見される有名産地の一つです。詳しくはコラム「モロッコ5大化石産地をご紹介：時を超えた自然の遺産」を御覧ください。

ラプトルは、小型から中型の恐竜で、体長は数メートル程度と推定されています。頭部は比較的大きく、鋭い歯が顎に並び、肉食性の特徴を持っていました。眼は前方についており、立体的に物を見る能力があり、獲物を正確に捕らえることができたと考えられています。また、非常に俊敏で、鳥類に近い身体構造を持っていたとされ、一部の種類では羽毛が存在した可能性も示唆されています。

両面ともに保存状態はとても良好です。

本来の形をそのまま保持しています。

歯の縁にはセレーション（鋸歯状のギザギザ）が見られることが確認されています。これは、獲物の肉を効率的に切り裂くために進化した特徴であり、ラプトルが非常に優れたハンターであったことを示しています。この鋸歯状の構造により、噛みついた際に肉に深く食い込み、獲物の体に大きなダメージを与えることが可能だったと考えられています。こうした特徴は、肉食恐竜特有の適応形質とされています。

下辺にそって23ミリほどあります。この地域から採集されるラプトルの仲間の歯化石としては平均的かやや大きいサイズです。

100円玉との比較。ケムケム層から採集されるラプトルの歯化石としては、極めて状態の良いコレクショングレードの歯化石です。