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一生モノの宝物!これを超えるコレクションはあるか!?まさに博物館級、白亜紀末期の海の王者、モササウルスの本物の頭骨化石/【di1648】
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こちらはモロッコより発見されたモササウルスの完全な頭骨の化石です。驚くべきことに、オリジナルの割合は90%を超えます。完全な頭骨でありながら、高いオリジナル率を誇る標本は、本当に希少です。ぜひ、一生ものの宝物にしていただきたい。写真でご覧いただいても、その迫力を感じていただけると思いますが、実物はさらにその何倍もの迫力があります。写真では伝わりにくい本物の化石ならではの素晴らしさがあります。モササウルスの頭蓋骨のレプリカはたくさんありますが、本物の頭骨化石は世界広しといえども、大変希少です。全ての部分が丁寧にクリーニングされ、専用の台座に固定できるようになっています。母岩が除去された、完全なる3Dクリーニング標本であります。
御覧ください、このフォルムの美しさ。モササウルスは白亜紀後期の海の食物連鎖に君臨していた海生爬虫類です。目に入るものすべてを捕食対象にしたと言われるほど、獰猛で強大な生物だと考えられています。種類にもよりますが、成長すると、10メートルを大きく超えたとされる巨大な生物でもあります。こちらの標本は最長部68センチもあります。
モササウルスは非常に活発な捕食者だったと考えられています。その太く頑強な歯を使って、魚、サメ、アンモナイト、カメ、海洋生爬虫類など、さまざまな生物を捕食していたとされています。モササウルスは嗅覚が乏しかったため、スカベンジャー(腐食性動物)だった可能性は低いとされています。何より、当時最大級の海洋生物であり、先端が尖った鋭い歯を多数持っていたことから、彼らが強大なハンターであったことには疑いの余地がありません。事実、カメやアンモナイトなどからモササウルスの噛み跡とされる化石が多数発見されています。この迫力、威厳は本物化石でしか感じられないものです。どれだけ精巧な頭骨レプリカであっても、その迫力を完全に表現することはできません。
金属の専用架台に設置すると高さ65センチになります。中空に浮いた姿を見ていると、海を遊泳している姿が目の前に浮かんでいくるようです。モササウルスの眼窩は非常に大きく、かなり視力が高かったとされています。両眼の視野は30度未満と比較的狭いようですが、これは肉食のハンターに共通する特徴で、目の前の獲物を追うことに集中していたと考えられています。また、モササウルスが棲息していたのは比較的浅い海であり、さほど上下を気にする必要がなかったことも視野角の狭さの要因の一つとも言われています。嗅覚ではなく視覚を頼りに獲物を追っていたのでしょう。
やや上方より撮影してみました。美しい流線型をしています。18世紀半ば、オランダのマーストリヒト近郊の白亜紀末期の地層から発見されたモササウルスの頭骨は、当時の研究者たちにとって謎の生物でした。皆さんは、この頭骨を見てどんな生物だと感じましたか?当時の研究者たちは、ワニやクジラではないかと考えたそうです。また、オオトカゲではないかと考えた科学者もいたそうです。ただ、結局、現存するどの生物とも異なる、巨大な海洋性のトカゲだと結論づけました。この考え方は当時としては非常に画期的であり、当時、理解を得つつあった「絶滅動物」という概念を裏付けるものとなりました。ただ、当時、まだまだ謎が多かったこの生物を彼らは、「マーストリヒトな偉大な生物」と読んでいました。1822年になり、マース(モサ)川の近くで発見されたことから、モササウルスと命名しました。意外なことに、モササウルスの分類については、未だ議論が続いています。現在最も近い生物は、オオトカゲかヘビのいずれかだと考えられています。コラム「恐竜はどこから来たか?(恐竜進化の起源)」でモササウルスの分類を扱っていますので、御覧ください。
まるで空想の生物、ドラゴンを彷彿とさせる、実に印象的なフォルムです。モササウルスの橈骨は流線型で吻部に向かって細く収束しています。水中で素早く動くために抵抗が少なくなるように進化したと考えられています。また、顎の筋肉は非常に強大で、強い咬合力を有していたと考えられています。また下顎はかなり柔軟に動かせることができ、獲物をベルトコンベアのように口奥に放り込むために役立ったとされています。モササウルスはこのように素早く獲物を捕食するために進化したハンターであり、巨体にも関わらず、大きな尾を使って素早く泳ぐことができたとも考えられています。また、恒温動物であり、水温が多少冷たくとも体温を維持して積極的に狩りを行うことができたとも言われています。
モササウルスは種類にもよりますが、その体長は、頭蓋骨の長さのおよそ10倍程度と考えられています。こちらの頭骨の長さは68センチほどですので、約7メートル弱の個体だったと推定することができます。この個体は現世の最大級のホホジロザメやオルカ(シャチ)を凌ぐ体躯を有していたと考えられます。
ずらりと並んだ太い歯の数々。モササウルスの歯は種によって異なるものの、総じて獲物を切り裂き、噛み砕くことに特化したデザインになっています。これらの歯は上下で噛み合わせるように配置されており、一度噛み付けば、獲物が容易には逃げられない構造になっています。歯の保存状態も極めて良好です。
それぞれコレクショングレードと言って良い歯化石です。
歯はわずかに後方に傾いており、獲物をフックするのに適した形をしています。
視力が良かった根拠とされる大きな眼窩。モササウルスは視野が比較的狭く、目に入るもの何でも襲ったとされていますが、それを示す証拠があります。モササウルスの骨格のなかには、他のモササウルスからのものと思われる複数の切り傷、骨折、刺し傷などが残されています。これはモササウルス同士が争った痕と考えられており、非常に攻撃的な性格をしていたとされています。当時、モササウルスを襲える生物は、より強大なモササウルスしかないため、この説は相当程度正しいと思われます。
冒頭でも申し上げましたが、標本のオリジナル率は90%と非常に高く、各部、近づいて見れば見るほど、本物でしか味わない精細な保存状態を確認できます。モササウルスは海生爬虫類ではあるものの、化石の研究により、現世の哺乳類同様に胎生だったという説があります。若い個体も成体と同様の骨格を持っており、早熟だったとする説があります。幼体でも積極的に泳ぎ、積極的に狩りをしていた可能性があります。
専用架台から標本を取り外し、上顎を内部から撮影しました。歯が顎奥まで付いていることが分かります。先程、モササウルスは下顎を効率的に動かし、獲物をベルトコンベアのように口奥に押し込むことができたと書きましたが、上顎もご覧のように、歯が口奥まで付いており、一度飲み込まれると、容易に抜け出せない構造になっていたことが分かります。完全なる3D標本ならではの観察方法です。
吻部先端にかけて鋭く収束しています。水中を効率的に泳げるように、流線型になっています。
頭部左右68センチ。
100円玉との比較。この美しく力強いフォルムに惚れない化石コレクターはいないでしょう。映画、図鑑などで、何度も描かれてきたあのモササウルスの本物の頭骨をあなたのコレクションに加えてみませんか。まさに一期一会の一生モノの宝物です。
商品スペック
商品ID | di1648 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 一生モノの宝物!これを超えるコレクションはあるか!?まさに博物館級、白亜紀末期の海の王者、モササウルスの本物の頭骨化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 本体最長部68cm 架台含め全体幅68cm×奥行35cm×高65cm |
商品解説 | 一生モノの宝物!これを超えるコレクションはあるか!?まさに博物館級、白亜紀末期の海の王者、モササウルスの本物の頭骨化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
遂に到着しました。威風堂々とした大迫力の頭骨。最強のコレクションです。太古の海を悠然と支配していた圧倒的威圧感を感じます。完璧なクリーニングで、ほぼオリジナル。ここまでの仕上りは、本当に中々手に入れられるものではありません。大切にさせて頂きます。変わらず超厳重な梱包と迅速な対応、安心して買物が出来ます。今後とも宜しくお願い致します。
埼玉県/男性
モササウルス・プログナトドンとは?
最強のモササウルス、プログナトドンとは?
プログナトドンとは、モササウルス科に属する海生爬虫類です。
目の周りが強固な骨で囲まれていたことから、深海に生息していたと考えられています。また、プログナトドンの化石は世界中の海から産出していることから、全世界的に海洋に生息していたと考えられています。
プログナトドンの歯は三畳紀にすでに絶滅した板歯目に似ていることから、同じように、貝などを主食にしていると考えられていました。
しかし、あまりにも体長が大きく、歯も巨大なため、同時代に生きたプレシオサウルスなどの捕食していたと考えられています。
プログナトドンは凶暴なモササウルス科の仲間の中でも、とくにデンジェラス
プログナトドンは凶暴なモササウルスの中でも、もっとも凶暴だったと考えられています。その証拠として、幅広の鼻先を持っていることが挙げられる。これはアゴの(かむ)力が非常に強かったことを示している(一般的なモササウルス科の鼻先はやや細身になっている)。
一説では、あのティラノサウルスを凌ぐアゴの力を持っていたそうである。
プログナトドンは常軌を逸した巨体を持っていた
上のアニメーションを見ていただくとお分かりだろう。プログナトドンがいかに巨大なモンスターであったか。
幸運にも人間と共存することはなかったが、実際に、海中で出会っていれば、あとは神に祈るしかなかっただろう。それほどまでに大きく、そして、何より、頭骨のサイズが巨大であった。
事実、これまでに発見された頭骨は、1.5mを超えるものがある。これはティラノサウルスに匹敵するサイズである。体長は最低でも10m、推定最大で15mという説もある。
さらに驚くべきことは、頭骨が体全体の1割を占めていることだ。通常モササウルスなどの海生爬虫類では、頭骨は長い胴体や脛骨の先に"付いている"イメージが一般的だが、プログナトドンは違う。
巨大な頭骨にボディが"付いている"ような形態をしている。このことからも、プログナトドンがいかに捕食性の強い生物だった、という事実が鮮やかに示されている。
プログナトドンは深海をうごめき、長時間ダイブ可能だった
プログナトドンが発見される発掘現場は、当時、深海だった地層が大半である。これが指し示す事実は、プログナトドンは深海に生息し、長い間もぐっていることができた、ということだ。
また、他のモササウルス科と同様、巨大なヒレを4枚も有していたため、相当な遊泳能力を持っていた、と考えられている。
深海を悠々と高速で移動し、時に浅海に現れ、アンモナイト、魚、プレシオサウルスなどを襲っていたに違いない。この当時の海の生態系の頂点に君臨していたのだろう。アンモナイトの固い外殻なども強靭な歯で噛み砕いてしまっただろう。
亀も捕食対象であった。
つまり、目に入るもの、ほぼすべてを捕食することができた。
プログナトドンは恐竜とともに絶滅した
プログナトドンは、恐竜の全盛期と言われる白亜紀の終わりの7500万年前に現れ、恐竜の絶滅(6500万年前)とともに、姿を消した。
隕石の衝突により、地球全体は暗黒の世界となり、多数の生物が絶滅するなか、プログナトドンは、一部は熱波にさらされ、また一部は、その巨体ゆえ、真っ先に食糧を失い、死に絶えたものと考えられる。
コラム -- モササウルスは恐竜? --
モササウルスは恐竜?と質問されると、多くの人は、「もちろん!」と自信満々で答えるかもしれません。しかし、実際には、モササウルスは恐竜ではなく、「海生爬虫類」という分類になります。
では、恐竜の定義ってなんだろう?という疑問が出てきます。詳しくは
をご覧ください。