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セレーションとエナメル質ともに一級!ドロマエオサウルス科と思われる小型獣脚類の歯化石/【di1396】
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ドロマエオサウルス科と思しき、恐竜の歯化石です。小型の歯化石ですが、極めて美しいセレーションが残存しています。
ロングカーブ計測で12ミリと比較的小型の歯化石です。
鋭利な先端部と鋭いセレーション(ギザギザの部分)が備わった、動物食の恐竜の歯化石です。
御覧ください、この美しくセレーション。ぜひルーペを使って観察してみてください。歯化石のセレーションを観察するには、およそ3倍程度のルーペで構いません。対象となる化石によって、用いるルーペは変わります。詳しくはコラム「化石を観察するときの、ルーペの選び方」をご一読ください。
アウター、インナーとも素晴らしいセレーションを有しています。
100円玉との比較。歯冠を覆うエナメル質も見事です。
商品スペック
商品ID | di1396 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | セレーションとエナメル質ともに一級!ドロマエオサウルス科と思われる小型獣脚類の歯化石 |
産地 | U.S.A. |
サイズ | ロングカーブ計測1.2cm |
商品解説 | セレーションとエナメル質ともに一級!ドロマエオサウルス科と思われる小型獣脚類の歯化石 |
ドロマエオサウルスとは?
鳥に限りなく近い恐竜
ドロマエオサウルスとは、白亜紀前期から絶滅まで北米大陸で繁栄したデイノニコサウルス類に属する恐竜のグループです。
外見は鳥に良く似ており、少しなら飛ぶことができたかもしれません。
高い知能と高い運動能力
最大の特徴は体の割合からすると相当大きかった脳の容量です。この脳の大部分が運動能力を司る小脳で構成されていたとすれば、抜群の運動神経を誇ったと考えられます。大脳であるとすれば、組織的な動きで狩を行ったのかもしれません。
ジュラシックパークで主人公らを苦しめ大活躍をしたヴェキラプトルと同じ仲間のグループにあたります。
映画で描かれたように50km/hを超える速度で移動し、その長く鋭いカギ爪で集団でいっせいに相手に飛び掛り、狩をしたと考えられています。
100%ハンター宣言
後足の人差し指が上を向いており、これは相手に飛び掛る際、しっかりホールドするのに大変役立ったのではないかと考えられています。
体の構造が100%ハンター仕様になっていることから、白亜紀のハンターなどと呼ばれることがあります。
画像『Dromaeosaurus』。URL:http://en.wikipedia.org/wiki/引用