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恐竜化石のコレクションを始めたら、最初にご検討ください!人気恐竜、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石/【di1273】
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恐竜の化石のコレクションを開始したら、まず最初に検討したいのが、このスピノサウルスの歯化石。
およそ1億年前の北アフリカに棲息していた最大級の肉食恐竜、スピノサウルスの歯化石です。比較的入手がしやすいことから、アベレージサイズの標本は、最初に肉食恐竜歯化石を検討される方が多い歯化石でもあります。
スピノサウルスは近年盛んに研究され、その生態が明らかになりつつあります。海辺に棲み、主に魚を捕食していたと考えられています。現世のワニと近い生態だったと考えられています。
その歯にもその特徴がよく現れています。暴れる魚をとらえやすい直線的なフォルム。獲物の肉を切り裂くのではなく、突き刺すことに特化していることがよくわかります。
突き刺して丸呑みするために進化した歯と言えるでしょう。このあたり、コラム「恐竜の歯化石から、何を食べていたか分かる!?」をぜひご覧ください。
根本はほぼ真円です。
商品スペック
商品ID | di1273 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 恐竜化石のコレクションを始めたら、最初にご検討ください!人気恐竜、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測6.3cm 周長5.7cm |
商品解説 | 恐竜化石のコレクションを始めたら、最初にご検討ください!人気恐竜、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石 |
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org