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ぜひ実物で遊色を体験してみてください!マダガスカル産の約1億年前のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)/【an2523】
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こちらはマダガスカル産の遊色アンモナイト、クレオニセラスです。肋(ろく)が切り立ったタイプです。
表面のわずか約1ミリの薄い遊色層に光が当たると、赤く輝きます。遊色層で光の干渉が起こり、一部の色(今回は赤)が選択的に反射される現象(分光現象)が見られます。この現象は、アンモナイトの殻に限ったものではありません。たとえば、自動車の油が落ちた水たまりで油膜が光を反射して虹色に輝くのも遊色の一例ですし、CDやDVDの微細な凹凸面で色が変化するのも遊色の一つです。また、石鹸水にできる薄膜に見られる虹色も同様です。
詳しくはコラム”光るアンモナイトはなぜ「光る」のか?”を御覧ください。
遊色は常に一定ではなく、光のあたる角度によって変化します。ぜひ実物でお試しください。
裏面です。表面ほどではありませんが、遊色する箇所があります。
厚みは14ミリほどあります。
直径最大部49ミリです。遊色層は非常に薄いため、通常、堆積してから時間が経つと風化によって徐々に消失してしまいます。こうして約1億年も経過しながらも残存している例は決して多くはありません。
100円玉との比較。ぜひ手にとって動かしながら遊色を体験してみてください。
商品スペック
商品ID | an2523 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | ぜひ実物で遊色を体験してみてください!マダガスカル産の約1億年前のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径4.9cm 厚1.4cm |
商品解説 | ぜひ実物で遊色を体験してみてください!マダガスカル産の約1億年前のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。