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上質標本!両面同等に輝く、大きなサイズのマダガスカル産アンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)/【an2312】
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こちらはマダガスカル産の遊色アンモナイト、クレオニセラスです。美しい赤色の遊色が備わっていることに加え、直径最大部97ミリに達する、立派な化石でもあります。
裏面をご覧いただきましょう。ほぼ全面に太陽の炎のような赤いラインが現れます。この現象を遊色、あるいはイリデッセンスと言います。詳しくはコラム”光るアンモナイトはなぜ「光る」のか?”を御覧ください。
見る角度、光のあたる角度によって色が変化します。この写真では緑や赤との中間色がグラデーションとなって現れています。
直径最大部10センチ近い立派なクレオニセラスです。
この写真ではグリーン、イエロー、レッドのグラデーションが見られます。
両面ともに遊色が備わっています。遊色層は殻の最も外側に存在します。風化などで容易に失われてしまうため、全面に遊色層が保存されている標本は決して多くありません。
縁部には縫合線が見られる箇所があります。縫合線は最外殻を研磨すると現れる模様です。表層の骨格の構造が露出したもので、アンモナイトの化石を鑑賞するポイントの一つです。時代が新しいアンモナイトほど縫合線が複雑化する傾向にあります。こちらのクレオニセラスは(比較的新しい)白亜紀のアンモナイトということもあり、かなり複雑な模様が見られます。
直径最大部97ミリ。
100円玉との比較。両面ともに美しい遊色が備わった、およそ1億年前のアンモナイト、クレオニセラスの大判化石です。
商品スペック
商品ID | an2312 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 上質標本!両面同等に輝く、大きなサイズのマダガスカル産アンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 本体直径9.7cm 厚2.6cm |
商品解説 | 上質標本!両面同等に輝く、大きなサイズのマダガスカル産アンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。