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メノウ化が進んだマダガスカル産のアンモナイト、デスモセラス(Desmoceras)ハーフカット標本/【an2271】
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こちらはマダガスカル産のアンモナイト、デスモセラスのハーフカット標本です。アンモナイトを中心で半分にカットし、断面を磨いたもので、アンモナイトの伝統的な鑑賞方法の一つです。
殻の内部は複数の部屋に分かれており、それぞれ独立していました。連室細管(れんしつさいかん)という細い管だけでつながっており、その管を通して、ガスや空気を出し入れしていました。浮力の調節に役立ったという説があります。
殻の内部は本来空洞でしたが、堆積期間中にミネラルが入り込み固化しています。非常に目の細かい結晶(潜晶質)で固められています。
隔壁と呼ばれる白いラインを確認できます。コラム「アンモナイトやオウムガイの内部はどうなっていたか?」も合わせて御覧ください。
もともとは一つのアンモナイトでした。
表側には赤く遊色する箇所が残されています。このような現象が起こる理由をコラム”光るアンモナイトはなぜ「光る」のか?”で解説しています。よろしければ御覧ください。
デスモセラスという種類のアンモナイトです。開口部が大きく膨らむタイプのアンモナイトです。
一つあたり直径最大部31ミリ。
商品スペック
商品ID | an2271 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | メノウ化が進んだマダガスカル産のアンモナイト、デスモセラス(Desmoceras)ハーフカット標本 |
産地 | Mahajanga, Madagascar |
サイズ | 直径3.1cm 2枚合わせて厚1.4cm |
商品解説 | メノウ化が進んだマダガスカル産のアンモナイト、デスモセラス(Desmoceras)ハーフカット標本 |
この商品を購入されたお客様のお声
届きました。断面が大変美しいです。北海道にも同種のアンモナイトが採取出来、大変興味を抱き購入させて頂きました。気に入りました。大切にしようと思います。サービス品ありがとうございます。感謝です。
北海道/男性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。