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素晴らしい技術で研磨!直径最大部10センチオーバー!マダガスカル産のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)アンモナイトのハーフカット標本/【an2246】
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こちらはマダガスカル産のアンモナイト、クレオニセラスのハーフカット標本です。殻を中央で二分割し表面を磨いた化石です。伝統的な鑑賞スタイルの一つ。こちらは、保存状態の良い標本を時間をかけて丁寧に磨いた一級品です。
素晴らしい仕事がなされています。まずご注目いただきたいのは白いライン。隔壁と言います。アンモナイトの殻の内部は集合住宅のようにいくつかの小部屋に分かれています。その壁の役割を果たしているのが隔壁です。ここまで明瞭に隔壁を確認できる標本は決して多くありません。内部構造が実によく見て取れます。ぜひこちらのコラム「アンモナイトやオウムガイの内部はどうなっていたか?」とともに御覧ください。
アンモナイトの殻の内部は本来空洞でしたが、堆積時にミネラル等が流入し固化しています。一部が方解石化し、半透明になっています。
やや茶色っぽい部分はアラゴナイトが多く、乳白色中心の部分は方解石で構成されていると考えられます。
また殻の縁部にあるギザギザした部分をご覧ください。これは”連室細管”と呼ばれる構造です。殻の小部屋は基本的に独立していますが、この連室細管によってつながっています。オウムガイの連室細管は殻の中央を通っていて判別しやすいのですが、アンモナイトのそれは殻の縁部に張り付くように配置されているので、見えづらいです。ところが、こちらの標本はその点も比較的明瞭に確認できます。連室細管の位置についてはコラム「化石からアンモナイトとオウムガイを見分ける方法」を御覧ください。
表面を丁寧に研磨しているため、模様が目立ちます。こういった磨き標本は、磨けば磨くほど模様が明瞭になります。いかに高い技術で丁寧に磨くかが仕上がりの精度に直結します。
アンモナイトは渦の中央から外側に徐々に成長していきました。へそ(渦の中央)は欠損しやすい箇所ですが、こうして渦の奥まで保存されている点にもご注目ください。
左右対称の標本が二個一組になっています。付属のスタンドで立てて展示するとインテリアに。
表側をご覧いただきましょう。スムースな肋(ろく)、複雑な縫合線、巻きの密度などから、種類はクレオニセラスと推察されます。
ぴったり合わさります。
1個あたり直径最大部10センチ。2つ並べると20センチ強です。展示場所の選定にお役立てください。
100円玉との比較。素晴らしい技術で研磨された一級のハーフカット標本です。
商品スペック
商品ID | an2246 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 素晴らしい技術で研磨!直径最大部10センチオーバー!マダガスカル産のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)アンモナイトのハーフカット標本 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径10.3cm 2枚合わせて厚2.4cm |
商品解説 | 素晴らしい技術で研磨!直径最大部10センチオーバー!マダガスカル産のアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)アンモナイトのハーフカット標本 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。