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一粒で二度美味しい！縫合線、遊色が同時に見られる、１億年前のアンモナイト、クレオニセラス（Cleoniceras）アンモナイト/【an2172】
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一粒で二度美味しい！縫合線、遊色が同時に見られる、１億年前のアンモナイト、クレオニセラス（Cleoniceras）アンモナイト/中生代白亜紀（1億3500万 -- 6600万年前）【an2172】
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こちらはアフリカ大陸の南東部に位置する巨島、マダガスカルで採集された光るアンモナイト、クレオニセラスです。
ご覧のように赤く光ります。殻の表層にいわゆる遊色層が保存されていることから起こるこの現象、詳しくはコラム”光るアンモナイトはなぜ「光る」のか？”を御覧ください。
一部はメノウ化しているため、表層部のみ光を通します。幻想的な美しさがあります。
殻の本来の成分であるアラゴナイトが一部、方解石等に変質、あるいは珪酸塩鉱物によって置換され、メノウへと変化します。非常に微細な結晶の集合で、半透明のため光を通します。ギザギザの模様は縫合線と呼ばれ、アンモナイトの殻の表層の骨格が外部に露出したものです。アンモナイトは時代を経るごとにこの縫合線が複雑化していく傾向にあります。
開口部を撮影。
直径最大部５センチ弱。遊色と縫合線を同時に楽しめる、一粒で二度美味しい標本です。
１００円玉との比較。赤い炎のようなラインをぜひお楽しみください。
商品スペック
| 商品ID | an2172 |
|---|---|
| 年代 | 中生代白亜紀（1億3500万 -- 6600万年前） |
| 学名 | 一粒で二度美味しい！縫合線、遊色が同時に見られる、１億年前のアンモナイト、クレオニセラス（Cleoniceras）アンモナイト |
| 産地 | Madagascar |
| サイズ | 本体直径4.7cm 厚1.4cm |
| 商品解説 | 一粒で二度美味しい！縫合線、遊色が同時に見られる、１億年前のアンモナイト、クレオニセラス（Cleoniceras）アンモナイト |
アンモナイトとは？
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm～十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった（イギリス）。
どんな生き物？
カタツムリの一種ではありません！実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。
アンモナイトの基本構造
かたち”から学ぶ、アンモナイトのなかまたち
