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サービスプライス!大判、14センチオーバーのアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)のカット&ポリッシュ標本/【an2041】
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こちらはマダガスカル産のハーフカットアンモナイトです。アンモナイトの殻を中央で割って断面を磨いた標本で、古くからの鑑賞方法です。内部の構造がよく分かるので、学習用にも最適。
アンモナイトの殻の内部は複数の小部屋に分かれています。それぞれの部屋は本来空洞でしたが、堆積中に珪酸塩鉱物が入り込み、一部がメノウ化しています。
部屋の間を仕切る白いラインは隔壁と呼ばれます。
小部屋にはガスや海水を充填させ、浮力をコントロールしていたという説があります。
アンモナイトはこの渦の中央から誕生し、徐々に大きくなっていきました。最外部の部屋には軟体部が棲んでいたと考えられています。軟体部は現世のタコやイカのような生物だったと思われますが化石として残らないため推測の域を出ません。
こちらは表側です。鑑賞面ではありませんが、一部美しい遊色が保存されています。遊色とは外光が個別の色に分解される現象を指します。イリデッセンスということも。詳しくは、コラム”光るアンモナイトはなぜ「光る」のか?”を御覧ください。
遊色の部分をアップにて。
直径最大部143ミリ。大判です。
商品スペック
商品ID | an2041 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | サービスプライス!大判、14センチオーバーのアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)のカット&ポリッシュ標本 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径14.3cm 厚1.6cm |
商品解説 | サービスプライス!大判、14センチオーバーのアンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)のカット&ポリッシュ標本 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。