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古生代から現世まで続いている生きた化石!中生代ジュラ紀の地層より採集された、典型的なオウムガイ(Nautilus)の化石/【an1993】
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こちらはマダガスカル産のジュラ紀の地層から採集されたオウムガイの化石です。
オウムガイは古生代初期に現れ、現世にも棲息している、非常に息の長い生物です。高等な生物のなかで最も長く続いているグループの一つです。オウムガイは一般にアンモナイトと比較すると、数倍の厚みがあります。また殻の中央に連室細管を持つ点で、はっきりとした違いが認められます。写真にも太い連室細管が写っていますので、ご確認下さい。アンモナイトとの違いについては、コラム「化石からアンモナイトとオウムガイを見分ける方法」を御覧ください。
また、縫合線が非常に分かりやすい点も他の頭足類との違いの一つ。シンプルな縫合線を持つゴニアタイトと比較しても、なおシンプル。開口部に対して反対の弧を描く点にもご注目下さい。
縫合線は殻の表層部の骨格の複雑さに比例しています。オウムガイのような単純な縫合線は内部が詰まっていて、軽量化されていないことを意味にしています。つまり、中生代に繁栄したアンモナイトなどと比べると、進化していないと言えますが、現世まで生き残ったのはオウムガイのほうでした。
殻の一部がメノウ化していて、美しい色合いを呈します。
オウムガイといえばこの分厚いフォルム。
直径最大部52ミリながら、厚みが30ミリもあるため、迫力あります。
100円玉との比較。
商品スペック
商品ID | an1993 |
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年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 古生代から現世まで続いている生きた化石!中生代ジュラ紀の地層より採集された、典型的なオウムガイ(Nautilus)の化石 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 本体直径5.2cm 厚3cm |
商品解説 | 古生代から現世まで続いている生きた化石!中生代ジュラ紀の地層より採集された、典型的なオウムガイ(Nautilus)の化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
誕生日が近い息子2人へ、誕生日プレゼントとしてオウムガイと三葉虫を贈りました。長男は、嬉しそうにオウムガイを手に取りアンモナイトとの違いや体のつくりなどを熱心に調べていました。次男はいままで小指の先ほどの小さな三葉虫しか持っていなかったので、しっかり観察出来るサイズの三葉虫に大喜び。2人にとっての「宝物」になりました。ありがとうございました。
北海道/男性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。