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濃い赤を呈する、白亜紀マダガスカル産の遊色アンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)の化石/【an1934】
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こちらはマダガスカル産のアンモナイト、クレオニセラスです。遊色層が保存されているため、光が当たると赤に輝きます。
アンモナイトの殻の表層部には、アラゴナイトで構成される遊色層があったと考えられています。この層は非常に薄いため、数千万年に及ぶ堆積の過程で剥がれてしまうケースが大半です。ところが一部の化石ではこのようにその部分が保存されている個体があり、時を経てもなお、その美しさを維持しています。
またアラゴナイトは堆積の過程で徐々に方解石へと変化するのが一般的です。そうすると遊色層も失われることがあります。
アンモナイトの遊色については、コラム”光るアンモナイトはなぜ「光る」のか?”を御覧ください。
肋(ろく)にそって光っています。
直径最大部47ミリ。
100円玉との比較。赤色を中心に強く輝くアンモナイトです。
商品スペック
商品ID | an1934 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 濃い赤を呈する、白亜紀マダガスカル産の遊色アンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)の化石 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径4.7cm 厚1.3cm |
商品解説 | 濃い赤を呈する、白亜紀マダガスカル産の遊色アンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras)の化石 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。