- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- アンモナイトの仲間の化石販売
- およそ1億6千万年前の遊色層が保存された美しい黄鉄鉱化アンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedtoceras)
およそ1億6千万年前の遊色層が保存された美しい黄鉄鉱化アンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedtoceras)/【an1836】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
こちらはロシア産の遊色アンモナイト、クエンステッドセラスです。人気のアンモナイト。表面に遊色層が保存された上質の化石です。
ロシアは東西幅広く、アンモナイトを産します。長い間市場に出回りませんでしたが、近年、取引が活発化して比較的手に入りやすくなっています。また、本標本のように遊色層が保存された美しいアンモナイトも存在し、コレクターの心をくすぐる化石も多いです。
こちらの化石は中生代ジュラ紀後期、カロビアン紀の地層があるサラトフという地域から採集されたものです。サラトフは、ロシア南西部、カザフスタンとの国境に近い地域です。この地域からは一部黄鉄鉱化しつつ、遊色層を維持した美しいアンモナイトが採集されます。
こちらの化石は一部が黄鉄鉱化していて金属質の光沢が備わっています。アンモナイトの軟体部などの有機物が、酸素が少ない環境で活発に活動する細菌(硫酸塩還元バクテリア)によって分解され、硫黄が生成されます。その硫黄と堆積環境に多かった鉄分が結びついて、黄鉄鉱を作り出します。
パイライトによる金属光沢と遊色を同時に楽しめます。
遊色にはアンモナイトの殻の本来の成分であるアラゴナイトが保存されている必要があります。詳しくはコラム”光るアンモナイトはなぜ「光る」のか?”を御覧ください。
100円玉より一回り大きいサイズ。
商品スペック
商品ID | an1836 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | およそ1億6千万年前の遊色層が保存された美しい黄鉄鉱化アンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedtoceras) |
産地 | Saratov, Russia |
サイズ | 直径2.9cm 厚0.7cm |
商品解説 | およそ1億6千万年前の遊色層が保存された美しい黄鉄鉱化アンモナイト、クエンステッドセラス(Quenstedtoceras) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。