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七色に光る!広範囲に遊色層が保存された上質のアンモナイト、クレオニラス(Cleoniceras)の化石。/【an1812】
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こちらはマダガスカル産のアンモナイト、クレオニセラスです。最表層にあるプリズム層が保存された七色に光る高品位化石です。
写真上のやや下にプリズム層が少し剥がれた箇所があるのがお分かりでしょうか。七色に光る層を遊色層といいますが、遊色層はじつは三層構造になっていて、最表層にプリズム層があり、その下に真珠層、その下には再びプリズム層があります。三層あるといえ、上の写真を見るとわかるように、遊色層は非常に薄いのです。堆積時のちょっとした圧力や風化によってすぐに失われてしまいます。
こちらの面も、ほぼ全域に遊色層が保存されています。
太陽光のもとにさらすと、さらに遊色層が美しく輝きだします。
遊色する仕組みを簡単に説明しますと、外部から入射した光が遊色層の内部で、各色に分けられる(分光される)ことで、色として見えるのです。詳しくはコラム(光るアンモナイトはなぜ「光る」のか?)を御覧ください。
断面のアップ。
100円玉との比較。直径最大部57ミリ。
両面ともに広範囲にプリズム層が保存され、七色に光ります。
商品スペック
商品ID | an1812 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 七色に光る!広範囲に遊色層が保存された上質のアンモナイト、クレオニラス(Cleoniceras)の化石。 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径5.7cm 厚1.6cm |
商品解説 | 七色に光る!広範囲に遊色層が保存された上質のアンモナイト、クレオニラス(Cleoniceras)の化石。 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。