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両面イリデッセンスが見られる、白亜紀の遊色アンモナイト、デスモセラス(Desmoceras)の化石/【an1724】
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こちらはアンモナイトの世界的産地、マダガスカルよりやってきたアンモナイト、デスモセラス(Desmoceras)の化石です。
マダガスカルといえばどんな印象がありますか。アフリカの東にある世界で四番目に大きな孤島、マダガスカルは世界でも指折りのアンモナイトの産地なのです。ちなみに、マダガスカル島は、日本本州の2.5倍以上の面積があります。
とくに、表面が光るアンモナイトの産地としては世界的に知られていて、アンモナイトコレクターならば知らぬ人はいないほどです。こちらは、デスモセラスというアンモナイトで、表面に凹凸が少ないのが特徴の一つです。
ツルンとしていますね。同じくマダガスカル産のアンモナイト、クレオニセラスと比較すると、その差は歴然です。
開口部は比較的大きく、縁部は丸まっています。どこからみても、光る箇所がある良質品です。光るアンモナイトが存在する理由についてはコラム【光るアンモナイトはなぜ「光る」のか?】を御覧ください。
100円玉より二周り大きいサイズ。保存状態良好。
商品スペック
商品ID | an1724 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 両面イリデッセンスが見られる、白亜紀の遊色アンモナイト、デスモセラス(Desmoceras)の化石 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径3.8cm 厚2.1cm |
商品解説 | 両面イリデッセンスが見られる、白亜紀の遊色アンモナイト、デスモセラス(Desmoceras)の化石 |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。