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遊色層が保存されたジュラ紀カロビアン期のアンモナイト、コスモセラス(Kosmoceras sp.)。突起が多数保存/【an1683】
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こちらはロシア産のアンモナイト、コスモセラスです。本日、完全に黄鉄鉱化したタイプも発表していますが、こちらは一部だけ黄鉄鉱化した化石です。
表面には遊色する層が保存されていて、黄、朱などを呈します。
コスモセラスは殻に突起を有しています。こちらの化石でも多数確認できます。
殻の縁部中央に並んだニ列の突起。
両面ともに美しい遊色が備わっています。このようにアンモナイトの殻の化石のなかに光るものが存在します。その秘密はコラム【光るアンモナイトはなぜ「光る」のか?】を御覧ください。
希少色とされるパープルに近い色も。遊色の色域は広いです。
突起を縁部から撮影。
直径最大部24ミリ。この地域のコスモセラスとしては平均的なサイズです。
商品スペック
商品ID | an1683 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 遊色層が保存されたジュラ紀カロビアン期のアンモナイト、コスモセラス(Kosmoceras sp.)。突起が多数保存 |
産地 | Saratov, Russia |
サイズ | 直径2.4cm 厚1cm |
商品解説 | 遊色層が保存されたジュラ紀カロビアン期のアンモナイト、コスモセラス(Kosmoceras sp.)。突起が多数保存 |
この商品を購入されたお客様のお声
美しい品をありがとうございました。アンモナイトの遊色は、産地や種類や個体によってもいろいろで、楽しみもいろいろで、つぎつぎに欲しくなりますね。宝石のように輝くアンモライトも素晴らしいですが、今回のように、金、ピンク、空色、萌葱などのやさしい色合いのものも、味わい深くて素敵です。
京都府/女性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。