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リーズナブルプライス、遊色と縫合線が同時に見られるマダガスカル産アンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras sp.)/【an1633】
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マダガスカル産の遊色アンモナイトの代表格、クレオニセラス(Cleoniceras)の化石です。クレオニセラスは巻きが密で、開口部の側面の面積が大きく、肋(ろく)に沿って遊色を楽しめる標本があります。こちらはその一つです。
アンモナイトの殻の表層部にはアラゴナイトを含む層が存在しますが、化石になるプロセスで失われる場合が大半です。このように保存されている場合に限り、光が当たると、各色に分光され、特定の色(赤など)を呈することがあります。この現象を遊色(ゆうしょく)と言います。アンモナイトが光る秘密についてはコラム【光るアンモナイトはなぜ「光る」のか?】をお読みください。
開口部の側面には縫合線がでている箇所があります。縫合線(ほうごうせん)とは、アンモナイトの殻の内部を仕切る隔壁(かくへき)が外に現れた部分です。アラゴナイトを含む表層部が剥がれた部分に現れます。
遊色層と縫合線を同時に楽しめます。
光が当たると、赤が強く出ます。なかなかの発色。
100円玉との比較。縫合線と遊色を同時に楽しめる、一粒で二度、美味しい化石です。
商品スペック
商品ID | an1633 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | リーズナブルプライス、遊色と縫合線が同時に見られるマダガスカル産アンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras sp.) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径3.5cm 厚2.8cm |
商品解説 | リーズナブルプライス、遊色と縫合線が同時に見られるマダガスカル産アンモナイト、クレオニセラス(Cleoniceras sp.) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。