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赤色・・・だけではありません!多彩に輝く遊色アンモナイト、クレオニセラス(Cleoniseras sp.)/【an1600】
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赤い光線が目を惹く、およそ1億年以上も前のアンモナイト、クレオニセラスをご紹介します。遊色アンモナイトの中でも、広い範囲でイリデッセンスする良質アンモナイトです。
大きさは6センチと、鑑賞するのに十分なサイズ。赤や黄色、オレンジ、緑といった多彩色が現れるアンモナイトです。アンモナイトは肉食性の無脊椎動物で、海に生息していました。すでに地球上から絶滅しており、生体では見ることができません。アンモナイトは古生代デボン紀に出現して、白亜紀に絶滅するまでの約3億4000万年間、地球上に存在した頭足類です。現在ご覧いただいているのは、外殻部分が化石化したものです。
少し角度を傾けていくと、ご覧のようにグリーン色が出現。そして、一部には縫合線模様(菊の葉のような模様)も見ることができます。
アンモナイトの構造について少し。アンモナイトは、浮力を調整する役割を担う気房(きぼう)部と、軟体部の入る部屋である住房(じゅうぼう)部分で構成されています。アンモナイトは、中心からはじまり、外へ広がって螺旋状に巻いていく(一部にはあまり巻かないタイプもある)生き物ですが、軟体部の成長具合に合わせて、殻が付け足され、大きくなって外へ外へと広がっていきました。
こちらがいわゆる開口部。アンモナイトが生きていたときは、軟体部が収められていたことになります。住房部分の中身は、腐敗して化石化するに伴ってなくなりますので、現在はここに堆積物が化石化して詰まっています。
自然光の元で見てみると、赤色だけではない、バリエーション豊かな輝き方を見せてくれました。遊色アンモナイトの魅力が詰まったカラフルで濃い輝き。この光線がいいんですよね。
アンモナイトがなぜ光るのか、については、コラム「光るアンモナイトはなぜ「光る」のか?」をご参照ください。これくらいの大きさがあると、輝きにも迫力が増してきます。遊色アンモナイトクレオニセラスをで濃い輝きをお探しの方に。
商品スペック
商品ID | an1600 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 赤色・・・だけではありません!多彩に輝く遊色アンモナイト、クレオニセラス(Cleoniseras sp.) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径6cm 厚1.7cm |
商品解説 | 赤色・・・だけではありません!多彩に輝く遊色アンモナイト、クレオニセラス(Cleoniseras sp.) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。