- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- アンモナイトの仲間の化石販売
- オウムガイの化石販売
- 珍しい乳白色。1億年前のオウムガイの化石のカット&ポリッシュ標本
珍しい乳白色。1億年前のオウムガイの化石のカット&ポリッシュ標本/【an1427】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
こちらはノーチラスのカット&ポリッシュ標本です。ノーチラスとは和名オウムガイで知られる頭足類生物の英名で、Nautilusと書きます。
彼らは一見すると中生代に大繁栄したアンモナイトのように見えますが、形態的にいくつかの違いがあります。
アンモナイトとの形態的な違いについては、コラム「化石からアンモナイトとオウムガイを見分ける方法」を御覧ください。知識を身につければ、この化石がオウムガイのものであることがすぐにお分かりいただけることでしょう。
さて、オウムガイは数億年前から現世まで絶えること無く、属をつないでいる希少な生物でもあります。様々な研究の結果から、似たような殻を持っていたアンモナイトとは、それほど近い存在ではないことも明らかになっています。
中生代に入って大繁栄した新型のアンモナイトよりも、およそ5億年前に現れた初期の古いタイプの頭足類であるゴニアタイトなどに近い存在と考えられています。現世の生物でアンモナイトに近い存在は、オウムガイではなく、イカやタコと目されているのです。
イカやタコの仲間はかなり高度で複雑な思考を行える脳を持っています。それに対して、現世のオウムガイは単純な脳しか持っていないと考えられています。それでも最近の研究では、短期的な記憶を行えることが示されています。
こちらの標本はおよそ1億年前の化石です。オウムガイの化石種の産地としてよく知られているマダガスカルから採集された標本です。
100円玉との比較。直径およそ6.5㎝です。
商品スペック
商品ID | an1427 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 珍しい乳白色。1億年前のオウムガイの化石のカット&ポリッシュ標本 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径6.5cm 厚4cm |
商品解説 | 珍しい乳白色。1億年前のオウムガイの化石のカット&ポリッシュ標本 |
オウムガイとは?
名前の由来
外観がオウムのくちばしに見えることから。英名はノーチラス(Nautilus)で、ギリシャ語の水夫に由来。
生きた化石
4億5000万年前~5億年前に誕生し、それから現在までほとんど進化していない。
眼
外側が平らになった独特の形をもつ。タコやイカのカメラ眼とは異なりレンズの構造がないため、視力はよくない。
食性
90本ほどの触手をもち、それぞれにあるシワに付着させる。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。