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濃い虹色が両面に出現。白亜紀、マダガスカル産の遊色アンモナイト(Cleoniceras)/【an1394】
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白亜紀の遊色アンモナイトが登場です。可憐な色彩が殻全体を覆います。
青、赤、緑、黄色、オレンジ・・・虹のような色が現れるこのアンモナイトは、クレオニセラスといわれます。白亜紀の地層で採集されました。
反対側も素晴らしいイリデッセンスを呈します。
アンモナイトは頭足類とよばれる生物の仲間で、今は絶滅していますので、生きている状態で見ることはできません。います。彼らは白亜紀末の大量絶滅で、地球上から姿を消しました。
こちらはマダガスカル島で見つかったアンモナイトです。殻表層のアラゴナイト層とキチン質の層が見事に保存され、遊色した標本です。アンモナイトは実に鑑賞の仕方が豊富です。縫合線模様、ユニークな殻の形そのもの、突起の有無、そして本標本のように虹色を楽しむ・・・たくさんの鑑賞ポイントがあるのですね。
こちらは小さなサイズながら、上質な輝きをもっているのがポイントです。とにかく、濃い!
反対面もご覧の通り。
アンモナイトが光る理由について詳しくは、コラム「光るアンモナイトはなぜ「光る」のか?」を御覧ください。
アンモナイトは肉食性の無脊椎動物です。本来なら、この断面の先に軟体部が存在していましたが、軟体部ゆえに化石として残らず、どんな姿であったかは今なお、想像するのみです。硬い殻のみが、こうして化石として残っています。
アンモナイトの中でも強く濃い遊色がみられるものは僅かです。特に、こうして殻全体が万遍なく光る標本は採集できる数がぐっと減ります。
こうした爽やかなグリーンもとても美しい。光が当たると、色が微妙に変化し、驚くほど強く輝きます。
100円玉との比較。遊色アンモナイトで濃いものをお探しの方や、贈り物としての化石をお考えの方にもお勧めです。
商品スペック
商品ID | an1394 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 濃い虹色が両面に出現。白亜紀、マダガスカル産の遊色アンモナイト(Cleoniceras) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径3.6cm |
商品解説 | 濃い虹色が両面に出現。白亜紀、マダガスカル産の遊色アンモナイト(Cleoniceras) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。