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彩度高し!ゴージャスな輝きの白亜紀イリデッセンスアンモナイト、クレオ二セラス(Cleoniceras)/【an1390】
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流れる光がまるで滝のよう。白亜紀のイリデッセンスアンモナイトをご紹介します。およそ1億2000万年前のクレオ二セラス種アンモナイトです。
兎にも角にも、このきらびやかなビビッドカラーにご注目いただきたい。フルスペクトルカラーがガツンと目に飛び込んできます。
反対側もこの輝きです。全体的に明るく華やかな印象の標本です。
自然光のもとで撮影。希少色青も見られ、まさに虹を見ているような感覚に陥ります。
大きさは5.4センチ。小さすぎず、多きすぎず。手に馴染むサイズです。
アンモナイトは頭足類に分類され、現在のタコやイカの仲間とされていますが、現在は化石としてしか見ることができません。アンモナイトは古生代に出現し、3億5000万年もの間世界中の海で大繁栄しました。(白亜紀末に絶滅)。我々人類とは時代を同じにすることはありませんでしたが、化石という形でこうして見ることができるのは、何とも不思議で、同時に嬉しいことに感じられます。
断面は堆積物で埋まっています。断面の丸みから見るに、同種の中でも割合厚みのあるタイプと言えます。
太陽光でのショットが個人的にお気入りです。透来通るような輝きがあり、照明光とはまた違った味わいが感じられることと思います。
アンモナイトがなぜこのような輝きを見せるのかについてですが、殻の表面が状態良くキチン質の層とアラゴナイト層が交互に重なっていることによって生じます。薄い層が交互に何十にも重なる『多重構造』で光が干渉すると、特定の光が集合して、強め合い、様々な色に分光します。詳しくはコラム「光るアンモナイトはなぜ「光る」のか?」を御覧ください。
心に刻みたくなるような色合いです。これを上質と言わずして、何を上質というのでしょう。
イリデッセンスアンモナイトの中でも、選びぬかれた輝きです。
上質標本の中でも、輝きが派手でゴージャスなタイプに分類されます。彩度の高い標本をお探しの方は、本標本の持つフィーリングがぴったり合うことと思います。
商品スペック
商品ID | an1390 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 彩度高し!ゴージャスな輝きの白亜紀イリデッセンスアンモナイト、クレオ二セラス(Cleoniceras) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径5.4cm |
商品解説 | 彩度高し!ゴージャスな輝きの白亜紀イリデッセンスアンモナイト、クレオ二セラス(Cleoniceras) |
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。