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自然光のもとでも鑑賞してほしい!濃厚カラーが魅力的な光るアンモナイトクレオニセラス(Cleoniceras sp.)/【an1380】
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レッド、グリーン、イエロー色を中心に眩い光を放つ、イリデッセンスアンモナイトが登場です。手の平で遊色を楽しむのに調度良い、5センチ強サイズ。見栄えのよいアンモナイトです。
こちらは、白亜紀の海に生息していたクレオニセラス種です。採集されたマダガスカル島は、日本の1.5倍の面積をもつ巨大な島で、アフリカ南東部沖に存在します。この島は、中生代の時代は海の中にあり、白亜紀ごろにアフリカ大陸やインド亜大陸から離れていったと考えられています。海の生物であるアンモナイトが産出するのはこのためです。
赤が非常に美しい箇所を発見。ほのかに浮かび上がるような輝き、というより、キラキラと閃光のように光ります。
大きさは5.4センチ。これだけのサイズがあれば、光る面も相当ですので、イリデッセンス標本を楽しむのに充分と言えそうです。
反対面。
断面の厚みは1.4センチ。中は堆積物で埋まって化石化しています。
アンモナイトは頭足類とよばれる海に棲む生き物で、デボン紀頃(あるいはシルル紀という説も)から白亜紀末まで、実に長い時間地球に存在していました。白亜紀末の大絶滅でアンモナイトも恐竜同様絶滅してしまい、現在は生きている姿を見ることができません。世界中に多種多様に進化したアンモナイトですが、今はこうして化石として存在し、我々の古生物への興味を掻き立ててくれる存在となっています。
アンモナイトが化石コレクターにとって魅力的なのは、螺旋を描くデザイン性の美しさと、何より種類が豊富であることが挙げられるでしょう。世界中に生息していたアンモナイトは、何と1万種程あるのではないか、と言われています。日本では北海道産アンモナイトが有名ですね。とりわけ異常巻きアンモナイトなどは大変希少で、世界中にコレクターが存在します。
全てのアンモナイトがこのように光り輝くというわけでなく、堆積環境がある条件下で整った時にのみ遊色します。光るアンモナイトは、アンモナイト化石のなかでも希少性が高く、最も有名なのはカナダのアルバータ州で採集されるアンモ「ラ」イトでしょう。アンモライトは、生物遺骸でありながら、宝石認定がなされています。
マダガスカル産のアンモナイトは、カナダ産のアンモライトとはまた異なった輝きを有しますが、遊色する仕組みは同じです。アンモナイトが遊色する仕組みについて詳しくは、コラム「光るアンモナイトはなぜ「光る」のか?」を御覧ください。
アンモライトは、カナダ政府により採掘量が厳しく管理されていて、近年はますます高価になりつつあります。その点、マダガスカル産の遊色標本は高品位であるのに、カナダ産のそれくらべ、かなりお求めやすいのではないかと感じます。両者の輝き方はもちろん異なり、それぞれ好みになりますが、質の高い遊色標本を楽しみたいコレクターにとって、マダガスカル産の遊色標本は、実はとても嬉しい存在といえるかもしれません・・・。
お気に入りの角度で一枚。
濃く輝くアンモナイト、いかがだったでしょうか。お手にした方は自然光のもとでもぜひイリデッセンスをお試しいただければと思います。
商品スペック
商品ID | an1380 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 自然光のもとでも鑑賞してほしい!濃厚カラーが魅力的な光るアンモナイトクレオニセラス(Cleoniceras sp.) |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径5.4cm |
商品解説 |
この商品を購入されたお客様のお声
アンモナイト好きの恩師へのプレゼント用に購入しました。急いでいる旨をお伝えした所すぐに発送していただき、無事お渡しすることができました。写真で見るよりも綺麗に光っていて、喜んでいただけました。
東京都/男性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。